2012/06/08
元フリートウッド・マックのギタリスト、ボブ・ウェルチが自殺。7日テネシー州ナッシュビルにある自宅で、胸を撃ち倒れているところを妻のウェンディによって発見された。警察によると遺書が残されており、健康問題で悩んでいたという。享年66歳だった。
ロサンゼルス出身のボブ・ウェルチは、1971年イギリスのブルース・バンド、フリートウッド・マックに加入。74年に脱退したものの、「ヒプノタイズド」をヒットさせるなど、よりポップでメロディアスな音楽性をバンドに与え、彼らの記録破りなアルバム『噂』への土台を築いた。マック後は、3人組パリスを経てソロ活動に移り、その第1弾『フレンチ・キッス』はプラチナム・アルバムを記録。「エボニー・アイズ」、「プレシャス・ラヴ」「悲しい女」などのヒット曲を送り出している。
フリートウッド・マックのミック・フリートウッドは「彼はとても賢くユーモア・センス豊かな人間であり、自殺なんて考えられない。ショックだ」。また、スティービー・ニックスは「ボブは驚くべきギタリストであり、ファニーでスウィート、スマートな人物で、今は悲しみを抑えられない」とそれぞれ悲しみを表した。
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