2017/06/21
2017年6月20日(現地時間)、ヒップホップ・デュオ、モブ・ディープのメンバーとして知られるラッパーのプロディジーが米ラスベガスで死去した。享年42歳だった。死因はまだ特定されていないものの、生まれた時から患っていた鎌状赤血球貧血に関連する合併症で数日前から入院していた。
彼の代理人は、「多くのファンにニューヨークの伝説的なラップ・デュオ、モブ・ディープのプロディジーとして知られていた、友のアルバート・ジョンソンが亡くなったことを、極度の悲しみと信じられない思いでご報告いたします。今は遺族のプライバシーへのご配慮をよろしくお願い申し上げます」と声明で発表している。
モブ・ディープが1995年にリリースした2ndアルバム『ジ・インファマス』はハードコア・ヒップホップの名作で、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”では18位止まりだったものの、ヒップホップ界の次世代に大きな影響を与えた。このアルバムからはソング・チャート“Hot 100”にチャートインしたヒット曲「シュック・ワンズ(パート2)」(59位)や「サヴァイヴァル・オブ・ザ・フィッテスト」(69位)などが生まれた。リード・アーティストとしては2002年に58位まで上った「ヘイ・ラヴ(エニシング)feat. 112」が最高位で、ゲスト・アーティストとしては2005年に6位を記録した50セントの「アウタ・コントロールfeat.モブ・ディープ」が最高位だった。
トップ・R&B/ヒップホップ・アルバム・チャートのTOP10圏内に入ったモブ・ディープの8枚のアルバムの内、3枚が1位に輝いている。ホット・R&B/ヒップホップ・ソング・チャートのTOP40には5曲チャートインしている。
ソロ・アーティストとしてのプロディジーはアルケミストの「ホールド・ユー・ダウンfeat.プロディジー、イラ・ジー、ニーナ・スカイ」がHot 100にチャートインしていて、トップ・R&B/ヒップホップ・アルバム・チャートのTOP10に3枚のソロ・アルバムを送り込んだ。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
ミセス/Jung Kook/ILLITがキリバン突破:今週のストリーミングまとめ
2
SEVENTEENが癒し&傷を表現、日本4thシングル『消費期限』コンセプトフォト
3
<インタビュー>本田康祐(OWV)×工藤大輝(Da-iCE)が新曲「Frontier」でコラボレーション、慕いあう二人が求めるグループの形
4
【ビルボード】東方神起『ZONE』がDLアルバム首位、藤井 風『Fujii Kaze Stadium Live "Feelin' Good"』は3位デビュー
5
超特急、「AwA AwA」総合首位獲得コメントが到着「8号車と一緒に掴んだ1位は、僕たちにドーパミンを感じさせてくれておりますッ」
インタビュー・タイムマシン
注目の画像