2017/06/19
関ジャニ∞によるテレビ朝日の音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』が6月18日に放送、蔦谷好位置、いしわたり淳治、tofubeatsの売れっ子プロデューサーが3人が登場し『2017年上半期ベストソング』をランキング形式で発表した。
今年1月に同番組で放送した『2016年ベスト10』発表企画では、トップ・アーティストからインディーズ・アーティストまで幅広い楽曲がランクインし、プロデューサーならではの視点に選曲が反響を呼んだ3人が再登場。2017年6月までにリリースされた11万7千もの楽曲の中から、各プロデューサーがランキング形式で5曲を発表。音楽ファンならぜひ知っておくべき上半期の名曲15曲が紹介された。
いしわたり淳治が2017年上半期のトップに選んだ楽曲はSHISHAMO「魔法のように」。同年代女性の共感を呼ぶ、親近感あふれる言葉選びがインディー・ロック・バンドならではの世界観と賞賛。いしわたりは、SHISHAMOによる歌詞の世界観を“絵文字のよう”と表現した。そのほか、RADWIMPSの野田洋次郎がソングライティィングを担当した、さユり「フラレガイガール」(2位)や、今年メジャーデビューを果たしたシンガーソングライター、半崎美子「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~」(4位)などが選曲された。
続いて蔦谷好位置が1位に選んだ楽曲は、なんと大ベテラン、長渕剛の「Loser」。フォークと最新のサウンドを融合させた同曲によって、その相性の良さを体感したと語る蔦谷は、ビッグ・アーティストであることに甘んじず、ときに賛否両論が出るようなサウンドにも果敢に挑戦し、進化し続ける長渕の姿勢を賞賛した。また、2位には椎名林檎がGINZA SIXのオープニングのために書き下ろしたトータス松本とのデュエット曲「目抜き通り」をチョイス。大人の街・銀座を彷彿させるスタイリッシュな同曲に用いられたソングライティングのテクニックを解説し、椎名林檎の才能についてポール・マッカートニーの域と絶賛した。
そして、tofubeatsが1位に選んだのはアメリカの音楽シーン最前線で活躍するラッパー、ケンドリック・ラマーの「ロイヤルティ feat.リアーナ」。歌姫リアーナをフィーチャーした同曲のスゴさについて、昨年大ヒットを記録したブルーノ・マーズの「24K Magic」の逆再生がサンプリングされている点を挙げ、ヒット曲をすぐさま再構築してヒットさせる“瞬発力”を賞賛。また、アジアのヒップホップ・シーンを中心に話題を呼んでいる中国の新世代ヒップホップ・グループ、Higher Brothersによる「Made In China」(2位)など、tofubeatsらしいマニアックな選曲でスタジオを唸らせた。
人気プロデューサーによって選ばれた上半期名曲のうち何曲が『2017年ベスト10』に残っているかにも注目しつつ、下半期にもたくさんの名曲が生まれることに期待したい。そして、この日のジャムセッションには秦 基博が登場。関ジャニ∞からは渋谷、丸山、大倉、村上が参加し、名バラード「アイ」のパフォーマンスをおこなった。演奏を前に村上が「ご無沙汰しております」と秦に挨拶を交わし、「楽しみです」と返答する秦。渋谷がブルースハープでイントロを奏で、セッションはスタート。サポートメンバーなし、シンプルな演奏で美しいメロディーと秦と渋谷によるボーカル&ハーモニーが際立つセッションとなった。
次回の『関ジャム完全燃SHOW』は6月25日放送、同番組の放送100回を記念して、関ジャニ∞のニューアルバム『ジャム』制作の裏側を紹介する。
◎番組情報
テレビ朝日『関ジャム 完全燃SHOW』
毎週日曜23:15~
※一部地域を除く
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