2017/04/26 09:00
エド・シーランに替わり、ケンドリック・ラマーの「ハンブル」が新たなNo.1に輝いた、今週の米ビルボード・ソング・チャート。
先週で、通算12週間の首位をマークしたエド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」から首位の座を勝ち取ったのは、ラッパー、ケンドリック・ラマーの新曲「ハンブル」。この曲は、今週のアルバム・チャートでNo.1デビューを果たした新作『DAMN.』からの先行シングルで、初登場した先週は惜しくも2位どまりだったが、今週はアルバム・リリースとプロモーション効果を受け、見事No.1獲得を果たした。
これまでに、2015年にリリースされた、テイラー・スウィフトのシングル「バッド・ブラッドfeat.ケンドリック・ラマー」が首位を獲得しているが、ケンドリック・ラマー名義のシングル曲として、ソング・チャートで首位を獲得するのはこれが初。本作『DAMN.』からは、「DNA.」が4位に初登場するなど、アルバムに収録されている全14曲がTOP100にランクインする快挙を成し遂げている。
今週TOP10入りを果たしたのは、ゼッドとアレッシア・カーラのコラボ・シングル「ステイ」。初登場から順調にランクアップし、先週の14位から7位へ浮上。ゼッドにとっては、2014年リリースのアリアナ・グランデ名義のシングル「ブレイク・フリー feat.ゼッド」以来3年振り、通算3曲目のTOP10入りとなる。アレッシア・カーラにとっても自身3曲目のTOP10入りで、最高位5位をマークしたデビュー曲「ヒア」の順位を上回るかにも期待が高まる。
先週の48位から9位へTOP10入りしたのは、ルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキーの「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」。この曲は、今年1月に「デスパシートfeat.ダディ・ヤンキー」としてリリースされ、4月17日にジャスティン・ビーバーをフィーチャリング・ゲストとして招いたリミックスが発売されたことで、急上昇した。同日に公開された、リミックスのオーディオ・ビデオは10日間で8000万回を記録し、オリジナル・バージョンのミュージック・ビデオは、公開3か月で10億回を突破する脅威の視聴回数を記録している。夏に向けて盛り上がりそうなナンバーで、No.1獲得も濃厚。スペインやスイスでは既に首位に輝いている。
76位には、ラッパーのGイージーとR&Bシンガーのケラーニのコラボ曲「グッド・ライフ」が初登場。今週のアルバム・チャートで10位にデビューを果たした、映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』のサウンドトラック盤からのシングル曲で、映画が大ヒットしていることもあり、今後上昇が期待される。
Text:本家一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、26日22時以降予定となります。
◎【Hot100】トップ10
1位「ハンブル.」ケンドリック・ラマー
2位「シェイプ・オブ・ユー」エド・シーラン
3位「ザッツ・ワット・アイ・ライク」ブルーノ・マーズ
4位「DNA.」ケンドリック・ラマー
5位「マスク・オフ」フューチャー
6位「アイスパイ」カイルfeat.リル・ヤッティ
7位「ステイ」ゼッド&アレッシア・カーラ
8位「サムシング・ジャスト・ライク・ディス」ザ・チェインスモーカーズ&コールドプレイ
9位「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」ルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキー
10位「XO TOUR Llif3」リル・ウージー・ヴァート
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