2017/03/03 13:00
2017年3月2日(現地時間)にロードが待望の新曲「グリーン・ライト」をドロップした。
ファン.とブリーチャーズのジャック・アントノフがプロデュースしたこの曲は、2ndアルバム『メロドラマ』に収録予定で、これまでのロードのシングルよりかなりアップテンポでダンサブルなナンバーとなっている。彼女はBeats 1のインタビューで、アントノフとは結局「基本的にアルバム全部を一緒にやることになった」と話していて、ニュー・アルバムは、「ワイルドで蛍光色なここ2年の自分の人生」をとらえたものになるそうだ。
同時に公開されたミュージック・ビデオはグラント・シンガーによるもの。ザ・ウィークエンドの「スターボーイ」やテイラー・スウィフト/ゼイン・マリクの「アイ・ドント・ワナ・リヴ・フォーエヴァー」などの監督だ。
ロードはこの曲について、「(2ndアルバムは)本当に特別で非凡なものにしなければならなかったし、過去のサウンドと同じじゃダメだから、多くの発見をしながらの作業だったの。でもこの曲を書いた時、“うわ、これだ”と思った。これが出来た途端に、それまでアルバムの為に書いていた他の曲が意味をなすようになったの」とBeats 1のインタビューで話している。
そして曲のテーマについて、「実は失恋の歌なのよ。あまり書き慣れていない題材だった。それについて書く方法を見つけ出すのにしばらく時間がかかったわ。初めての大きな失恋だったの」と彼女は明かした。そして、「人生が大きく変わった直後に、くだらない些細なことにこだわったりするあの感じを表現してるの。“彼女、あなたがビーチが好きだって思ってるのね。でもあなたビーチなんて嫌いじゃない!嘘つき!”そういう些細でバカみたいなこと。曲調はハッピーだけど、当然ながら歌詞は熱情的で、“どうしてこれはこんなにハッピーなサウンドになってるんだろう?”って思いながら書いてた。でもある瞬間、これはフラれて酔っ払ってる女性が、元カレが忘れられなくて泣きながらパーティーで踊り狂ってて、周りの人たちは彼女のことをどうしようもないなって思ってるんだなって気付いたの。今夜はそんな状態だけど、明日から立ち直り始めるの。それこそが私の為の歌だったのよ」と説明した。
今週の初め、ロードは故郷のニュージーランドで曲のプロモーションの為、緑色のストロボライトが車内で点滅する車両、曲の一部がかかる緑色に光る壁、歌詞の一部が表示されている緑のサインの近くに緑のドローンが飛ぶなどのギミックを用いたゲリラ・マーケティング・キャンペーンを展開した。また、曲のミュージック・ビデオの一部を、謎めいた”M******A”の文字とともに“iamwaitingforit.com”(私はそれを待っている)というウェブサイトにアップロードした。
ロードの新曲は、2014年9月に発売された『ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス』のサウンドトラックに収録されていた「イエロー・フリッカー・ビート」以来。アルバムは米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”3位デビューを果たした2013年の『ピュア・ヒロイン』以来となる。
◎「グリーン・ライト」MV
https://youtu.be/dMK_npDG12Q
◎ロードによる投稿
https://twitter.com/lorde/status/837378230428430337
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