2017/03/02 13:45
ケンドリック・ラマーがニューヨーク・タイムズ紙のT Magazineのインタビューに応じ、地元に何か還元しなければと考えていることや、現代の生活に神の存在が必要だと感じていることなどについて語った。
次回作にそのような関心事が反映されるのかと聞かれた彼は、「待ったなしだと思う」と答え、インタビュアーに子供がいるのか突然尋ねた。7か月の女の子がいると知ると、「ソングライターとして考えているのはこういうことなんだ。いつか俺にも娘が生まれるかもしれない。そして彼女は成長する。俺はずっと彼女のことを愛しい娘だと思うし、ずっと愛するけれど、いつか彼女は自分で様々な経験をし始める段階に達する。そして親として許すことができないような言動もあるだろうけど、それが現実で、彼女がそこに到達することは最初から分かっていたんだ。それは気掛かりだよね。でも受け入れなければならない。受け入れて、その行動に対処して措置を講じるための自分なりの解決法を持っておかなければならないんだ」と話した。
そして「俺が言う“娘”とは、その子が大人になる瞬間を受け入れることの比喩だ。僕たちは女性が大好きで、彼女たちと一緒に過ごすのは楽しい。もしかしたらいつか俺にも娘ができて、育って、どこかの男性との関わりについて話されるかもしれない。大抵の男は聞きたくないようなことをね。それを受け入れることを学んで、逃げないこと。このアルバムはそういうフィーリングにしたいんだ」と説明した。
現在制作中のラマーのニュー・アルバムはデモ音源コンピレーション『アンタイトルド・アンマスタード』に続くリリースとなり、スタジオ・アルバムとしては2015年の『トゥ・ピンプ・アバタフライ』以来となる。
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