2017/03/01 09:00
エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」が、通算5週目の首位獲得を果たした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。
主要各国でNo.1を獲得している「シェイプ・オブ・ユー」。先週は【第59回グラミー賞】のパフォーマンス効果でポイントアップしたが、2月22日に開催された【ブリット・アワード2017】でもこの曲が披露されたので、おそらく、次週はアワード効果で6週目のNo.1を獲得するだろう。
また、3月3日にはこの曲が収録される3rdアルバム『÷(ディバイド)』がリリースされるため、アルバムのプロモーション効果により、しばらくは上位ランクインすることが予想される。【ブリット・アワード】で共演した、ストームジーによるリミックスも配信されたので、デジタル・セールスやストリーミングも上昇するだろう。新作『÷(ディバイド)』からは、新曲「ハウ・ウッド・ユー・フィール(ピーアン)」が、41位に初登場している。今のところは未定だが、シングル・カットすれば、間違いなくヒットしそうなエド・シーランらしいバラード曲だ。
その【ブリット・アワード2017】でサプライズ披露された、ザ・チェインスモーカーズとコールドプレイの初コラボ曲「サムシング・ジャスト・ライク・ディス」は、56位に初登場。この曲も、アワード効果で更にランクアップするだろう。
【第59回グラミー賞】のパフォーマンスが大好評だった、ブルーノ・マーズの新曲「ザッツ・ワット・アイ・ライク」は、先週TOP10入りした7位から更に順位を上げ、今週4位まで上昇。アルバムからの先行シングル「24K・マジック」(今週15位)で果たせなかった、首位獲得が期待できるかもしれない。この曲のヒットを受けて、アルバム『24K・マジック』も、アルバム・チャートで2位に停滞中。
先週93位にデビューした、セレーナ・ゴメスとカイゴのコラボ・ソング「イット・エイント・ミー」は、配信と2月15日に公開されたオーディオ・ビデオのストリーミング・ポイントにより、12位までランクアップした。また、ミュージック・ビデオの公開によりポイントが上昇した、マルーン5の新曲「コールド feat.フューチャー」も、先週の42位から23位へ、ジャンプアップしている。
この曲にフィーチャリング・ゲストとして参加した、ラッパーのフューチャーは、「コールド」の他にも100位内7曲がランクインしている。これらは、今週のアルバム・チャートでNo.1デビューを果たした新作『フューチャー』の収録曲で、ストリーミングが上昇しランクインを果たした。フューチャーは、2月24日にも連続でアルバムをリリースしていて、次週は2作連続のNo.1獲得を果たすかもしれない。そうなると、ソング・チャートにも続々と新曲がランクインするだろう。
2月18日にサプライズ・リリースした、ラナ・デル・レイの新曲「ラブ」は44位に、5月に新作がリリースされる、リンキン・パークの新曲「ヘヴィ feat.キアーラ」は52位に、それぞれ初登場している。
Text:本家一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、1日22時以降予定となります。
◎【Hot100】トップ10
1位「シェイプ・オブ・ユー」エド・シーラン
2位「バッド・アンド・ブージー」ミーゴズ feat.リル・ウージー・ヴァート
3位「アイ・ドント・ワナ・リヴ・フォーエヴァー」ゼイン&テイラー・スウィフト
4位「ザッツ・ワット・アイ・ライク」ブルーノ・マーズ
5位「クローサー」ザ・チェインスモーカーズ feat.ホールジー
6位「パリ」ザ・チェインスモーカーズ
7位「ラヴ・オン・ザ・ブレイン」リアーナ
8位「チェインド・トゥ・ザ・リズム feat.スキップ・マーリー」ケイティ・ペリー
9位「バウンス・バック」ビッグ・ショーン
10位「バッド・シングス」カミラ・カベロ&マシン・ガン・ケリー
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