2017/02/20
1995年にメジャー・デビューし、【グラミー賞】を5度受賞、全米アルバム・チャートTOP10が6作品、そして2005年に米アマゾンが発表した最も売れたアーティストでも4位にランクイン(1位はザ・ビートルズ、2位はU2)するなど、ミュージック・シーンにおいて最も注目を集めてきたジャズ・アーティスト=ダイアナ・クラールの最新作『ターン・アップ・ザ・クワイエット』が、2017年5月3日に発売される。
前作『ウォールフラワー』では、グラミー16回受賞の巨匠デイヴィッド・フォスターがプロデュースを務め、作家の村上春樹も自身のブログ/WEBサイト“村上さんのところ”で、オススメのCDとして紹介するなど話題となったが、本作ではダイアナを発掘し、アーティストとしてのキャリアをともに歩んできたトミー・リピューマがプロデュースを務めている。
トミー・リピューマは、マイルス・デイヴィスやジョージ・ベンソン、そして2012年にリリースされたポール・マッカートニーのジャズ・アルバム『キス・オン・ザ・ボトム』のプロデュースも行うなど、ジャズ界の重鎮であり、90年代にはフュージョンやAORの名作を数多く手がけるなど幅広く活躍した巨匠プロデューサーで、1978年にはイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の紀伊國屋ホールでの公演を観賞し全米リリースを決定するなど、若い才能の発掘にも手腕を振るってきた。
その彼がデビュー前のダイアナの才能を見抜き、自身が運営したレーベルと契約。彼女の輝かしいキャリアを支え続けてきた。高齢を理由に一線を退き、その後ダイアナは様々なプロデューサーと仕事をしてきたが、今回約11年ぶりにジャズ・スタンダード・アルバムを制作するために8年ぶりにタッグを組むことになった。
前作『ウォールフラワー』(2015年)はポップス・カヴァー集、前々作『グラッド・ラグ・ドール』(2012年)はアメリカン・クラシック曲集、さらにその前作『クワイエット・ナイツ』(2009年)はボサ・ノヴァ・アルバムとジャズを離れて様々なチャレンジを続けてきたが、現代のジャズ界のファースト・レディが、再び巨匠プロデューサーと共に最高のジャズ・アルバムを完成させた。
アルバムは現在iTunesで予約が開始となっており、今予約すると、伝説の女性ジャズ・ヴォーカリスト=エラ・フィッツジェラルドやフランク・シナトラの歌唱でも有名な大スタンダード「ナイト・アンド・デイ」の先行ダウンロード可能となっている。
◎「ナイト・アンド・デイ」音源
https://youtu.be/OaZdj1ZgiP4
◎『ターン・アップ・ザ・クワイエット』トラックリスト
01. ライク・サムワン・イン・ラヴ / Like Someone In Love
02. ロマンティックじゃない? / Isn't It Romantic?
03. ラヴ / L-O-V-E
04. ナイト・アンド・デイ / Night And Day
05. アイム・コンフェッシン / I'm Confessin' (That I Love You)
06. ムーングロウ / Moonglow
07. ブルー・スカイズ / Blue Skies
08. スウェイ / Sway
09. 月とてもなく / No Moon At All
10. ドリーム / Dream
11. 夢で逢いましょう / I'll See You In My Dreams
※日本盤ボーナス・トラック収録予定(収録曲目未定)
◎リリース情報
ターン・アップ・ザ・クワイエット』
ダイアナ・クラール
2017/5/3 RELEASE
限定盤(SHM-CD+DVD):3,300円(plus tax)
通常版(SHM-CD):2,600円(plus tax)
https://goo.gl/nDVMQF
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