真心ブラザーズ往年の名曲やラップ披露で観客大熱狂

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2012/01/16

　真心ブラザーズが、1月14日に新春ライブ【燃えよ！ドラゴン桜（井）】の中野サンプラザ公演を開催。往年のヒット曲も多数披露し、会場を大いに盛り上げた。

　大阪に続いて行われた同公演では、まずバンドメンバーを従えて登場したYO-KINGが『FLYING BABY』を披露。桜井秀俊はライブタイトルに因んで、ブルース・リーを想起させる上下黄色のジャージ姿で現れ、「今日は初心者には厳しいライブになるんじゃないでしょうか（笑）」「全体的にはしゃぎすぎる傾向があります」と観衆の笑いを誘う。続けて「2曲目は僕がラップに挑戦します！　みなさんパーティーの準備はいいですか？」と、“M.C.Saku”としてラップ曲を披露。さらに、「去年のツアーで彼（YO-KING）の曲を借りていまして」「それを返したいと思います！」と『BABY BABY BABY』を返還した。

　その後も、彼らは『JUMP』や『ENDLESS SUMMER NUDE』といった人気曲を連発。名ラブソング『I'm in Love』を熱唱したYO-KINGは「しかし、俺も凄い歌手になったよねぇ（笑）。みなさん、ここまで育ててくれてありがとう」と冗談を交えながら、「今のような歌い方を10年前は出来なかったの。こういうラブソングを感情込めて歌えなかった。うまく歌うことが恥ずかしいと思うこともあって、わざとぶっきらぼうに歌っていた」とかつての自分を振り返る。

　また、この日は桜井、上野一郎（b）、首藤晃志（Alto Sax）で結成されたラップユニット“50円玉”が登場し、即興ラップで爆笑を誘う一幕も。さらに、桜井が「『BABY BABY BABY』を返したら何かを頂きたいと思いまして」と、“男・桜井”として『スピード』を飛び回りながら歌い叫び、オーディエンスを熱狂の渦に巻き込んだ。

　そして、今春リリース予定のニューアルバム『Keep on traveling』収録の新曲や、『拝啓、ジョン・レノン』もお届けし、アンコールでは桜井が帽子の先に付けた巨大風船を自ら膨らませて割るという演出を。再び笑いが起こった後、YO-KINGは「ゲーテは言いました。“人間の最大の罪は不機嫌である”と。なので今年もご機嫌に行きましょうね。ご機嫌も人にうつりますからね」と語り、最高の笑顔で『RELAX～OPEN～ENJOY』を歌唱した。

　こうして大盛況の内にステージの幕を下ろした真心ブラザーズだが、4月には約3年半ぶりのオリジナルアルバムと、ライブDVD『真心道中歌栗毛 2011 ～逆に最後が日本橋～』を同時リリース。5月からはリリースツアー＆弾き語りツアーを開催する。

◎アルバム『Keep on traveling』
4月にリリース予定

◎DVD『真心道中歌栗毛 2011 ～逆に最後が日本橋～』
4月にリリース予定

◎真心ブラザーズライブ情報
リリースツアー【Keep on traveling】
05.25（金）仙台 Rensa
05.27（日）札幌 PENNY LANE 24
06.02（土）福岡イムズホール
06.03（日）岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
06.09（土）大阪 Zepp Namba OSAKA
06.16（土）名古屋クラブダイアモンドホール
06.23（土）東京 Zepp DiverCity TOKYO
06.24（日）東京 Zepp DiverCity TOKYO
弾き語りツアー【続・真心道中歌栗毛】
05.26（土）小樽北一ホール
06.08（金）高松市立玉藻公園披雲閣
06.10（日）京都磔磔
06.17（日）名古屋ボトムライン