2017/02/13
コロムビア創立100周年記念歌謡曲アーティスト、伊藤美裕が、2月13日(現地時間2月12日)に、エジプトの首都・カイロにて初めてのワンマンライブを開催した。
2011年4月にデビュー、同年末のレコード大賞新人賞を受賞し、今年7年目を迎えている“歌謡曲の歌姫”伊藤美裕。エジプトの首都・カイロでのライブ開催については、昨年12月に東京・恵比寿天窓.switchで行った自身のライブにて発表し、国際交流基金の招聘により「国際交流基金カイロ日本文化センター」が毎年開催している日本の文化を紹介するイベント【EGYcon 2017】のライブ出演に伴い、初の海外ライブが実現に至った。
ワンマンライブ前日の11日に、エジプトのエル・シャムス・スポーティング・クラブにて行われた【EGYcon 2017】は、予定より1時間半遅れでスタートしたものの、約5000人の観客が来場し大盛り上がり。メインステージの野外ステージに大トリとして登場した伊藤は、オリジナル曲「あなたの花になりたい」や「月の鍵」、ほかアニメソング含む計6曲を熱唱し、火花のあがる派手な演出とともに約1000人の観客を魅了した。ライブ終了後には多くのエジプトの観客に取り囲まれ、写真撮影に応じた伊藤は「少しでも日本とエジプトとの架け橋になれたらと考えておりましたので、お客さんが盛り上がってくれて嬉しかった。」とその喜びを語った。
その翌日となる12日は、いよいよ海外では初となるワンマンライブをエル・サーウィ文化会館にて開催。マシントラブル等により、この日も1時間半遅れで幕を開けたものの、オリジナル曲「あなたの花になりたい」やデビュー曲「六本木星屑」に加え、世界中でヒットした歌謡曲「上を向いて歩こう」や、エジプトでも人気の高いジブリアニメ『風の谷のナウシカ』など計10曲を熱唱し、会場に訪れた約200人の観客を魅了した。合間のトークコーナーでは「エジプトの方は、人の暖かさとワイルドな運転の仕方が大阪人に似ている」と通訳を介して話し、会場が爆笑に包まれる一幕も。終演後には、現地の来場者との時間を楽しみながら、日本とエジプトの交流を図った。
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