冬季五輪に２度出場したフィギュアスケ－タ－で振付師の村主章枝氏が１３日、東京都内で行われた、自身の初写真集『月光』の出版記念会見に登場した。
　衝撃の“初フルヌ－ド写真集”の舞台地は、「月の道」が出現することで知られる三宅島。撮影は村主氏にとって特別なプログラム「月光」をテ－マに、６８年ぶりのス－パ－ム－ンの日（昨年１１月１４日～１５日）に行われた。
　撮影のために２カ月かけて体づくりを行ったという村主氏は、改めて今回のオファ－を振り返り「もうびっくりです。五輪には２回出ましたけど、私はメダルを取った選手でなかったので、こういうチャンスを頂いたことがありがたかったです」と語り、笑顔を浮かべた。
　「初めてのチャレンジなので、最初の方はかなり緊張してしまって」と撮影の苦労を明かしつつも、採点を求められると「１００点満点で、本当にチ－ムワ－クで作った作品なので、１２０点、２００点…１００点超えです。金メダルです」と自信をのぞかせた。
　一方、話題が注目の “フルヌ－ド”に及ぶと、村主氏は「最初から脱ぐという企画ではなかったんです。ただ初めてのチャレンジなので、色んなものを撮ってみようということになって。その中に脱いでいる写真が（偶然）あったということなんです」と経緯を説明した。
　それでも、報道陣からヌ－ドの美しさを褒められると「うれしい。やっぱり、心を開いた（写真の）方がいんですかね」と喜んだ。
　また「皆さんが見て“気持ち悪い”というものにはしたくなかった。大自然の邪魔にならないようにと思ってやりました」と撮影時の心境を振り返った。
　現在は１年の半分をカナダで生活している村主氏。「海外のア－ティストさんは伝えたいものがあると、そんなに感慨深く脱ぐというのはない。なので私もあまり（脱ぐことに）抵抗がなくて…。逆に、こんなに話題になるのかと思って」と驚いたことを告白。「スケ－トでも着ているのは一枚。あまりスケ－トの衣装と変わらないですよ」と笑わせた。
　それでもはやり「普段は比較的照れ屋なので、自分ではしっかりと見られない。私は押しに弱いとところもあるので」と照れ笑いを浮かべた。バレンタインデ－が間近に迫っているが、本命男性は今のところ「いない」といい、「今年こそは頑張って真剣にパ－トナ－を見つけたい」と語った。
写真の前でポ－ズを取る村主章枝氏

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