2017/02/06
ガンズ・アンド・ローゼズの【Not in This Lifetime】再結成ツアーの2016年の総収益が1億9,200万ドル(約216億円)になったことが、米ビルボード・ツアー・チャート“Boxscore”の集計で明らかになった。
1993年以来初めてアクセル・ローズとスラッシュとダフ・マッケイガンが集結し、2016年4月に開幕したこの再結成ツアーは、2017年も続いている。BABYMETALがオープニング・アクトを務めたことも話題になった1月21日の大阪公演を皮切りにアジア・オセアニア14都市を回り、5月末からはヨーロッパ18都市、そして7月から9月8日の最終日まで北米で16公演を予定している。
現時点で最も収入が多かった会場は2016年7月23日と24日に公演が行われたニューヨークのメットライフ・スタジアムで1,160万ドル(約13億円)、次が11月4日と5日のアルゼンチン、ブエノス・アイレスのエスタディオ・モヌメンタル・アントニオ・ベスプチオ・リベルティ・スタジアムで1,100万ドル(約12億円)だった。11月11日と12日に行われたブラジル、サンパウロのアリアンツ・パルケ・スタジアム公演も1,000万ドル(約11億円)を超えた。
ガンズの2016年世界ツアー総収益を押し上げる結果となった南米ツアーのプロモーターは、最新の“Hot Tours”ランキングでガンズに次いで2位に入っているエアロスミスの南米ツアーもプロデュースしている。エアロスミスの【ロックン・ロール・ランブル・ツアー】は、2016年9月29日にコロンビアのボゴタを皮切りに南米8都市を回った。収入が最も多かったのは10月8日のブエノス・アイレス公演で290万ドル(約3.2億円)を記録し、南米ツアー全体の興行収入は1,700万ドル(約19億円)だった。
エアロスミスは“フェアウェル・ツアー”と銘打った【Aero-Vederici Baby!】ツアーを2017年5月17日にイスラエルのテルアビブから開始する予定。ツアー・タイトルの“Aero-Vederici”は、“また会いましょう”、“さよなら”を意味するイタリア語の“Arrivederci”とエアロスミスをかけた造語だ。
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