2017/02/02 14:50
2016年に大ブレイクしたザ・チェインスモーカーズは、EDMをメインストリーム音楽にクロスオーバーさせた立役者だが、これと似たようなことを10年以上前の時点で今や揶揄されることが多くなってしまったニッケルバックにも言えたかもしれない。
現地時間2017年1月30日にエスクァイア誌がザ・チェインスモーカーズを痛烈に批判する記事を発表し、ニッケルバックを引き合いに“genre cliche”(ジャンルにおけるありきたりな手法)、“shameless sexism”(恥知らずな性差別)、そして“schmaltz”(感傷的、クサい)など、辛辣な表現を使ってこき下ろした。筆者のマット・ミラーは、ニッケルバックがポスト・グランジのアリーナ級ロックの終焉を告げたのと同様、ザ・チェインスモーカーズもEDMの転落を招いた罪を負わせるべきなのではと結論づけている。
この記事に対し、ザ・チェインスモーカーズは素早くユーモアで切り返した。二人の大ヒット曲「パリ」とニッケルバックの「ハウ・ユー・リマインド・ミー」をマッシュアップした歌を爆笑しながら披露している動画を、後者の歌詞“It’s not like you to say sorry”(お前には謝罪は似合わない)の引用と共に、エスクァイアとマット・ミラーのアカウントを名指しして公式Twitterに投稿したのだ。
現在(2017年2月11日付)米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”3位に「クローサーfeat.ホールジー」がランクイン、大ヒットアルバムを携えたアメリカ・ツアーを控え、ノリに乗っている二人にとって多少の批判は余裕で受け流せるようだ。
◎ザ・チェインスモーカーズによる投稿
https://twitter.com/TheChainsmokers/status/826546132582965248
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