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2017/01/28 18:30

ビルボード「Classical Albums」1位となった『クラシカロイド』クラシック集、新作リリースが決定

 アニメ『クラシカロイド』のクラシック集CD第2弾『“ClassicaLoid” presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC No.2』が、2017年2月22日に発売することとなった。

 2016年10月よりNHK Eテレにて放送中のTVアニメ『クラシカロイド』。挿入歌の元となる、登場オリジナルクラシック楽曲を収録した『“ClassicaLoid” presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC No.1』は、「AMAZONクラシック新着チャート」1位、「Billboard JAPAN Top Classical Albums」1位を獲得し話題となっている。

 今回、2月22日に早くも発売されるその第2弾CDに、14歳でデビューし『情熱大陸』をはじめ多数のテレビやラジオ番組に出演、現在はフィラデルフィア・カーティス音楽院で研鑽(けんさん:磨きを深めること)をつむ、若き期待と注目のピアニスト・小林愛実が新録音で参加していることも明らかになった。

 『クラシカロイド』の原曲音楽集のために新録音されたのは、誰もが知る名曲だが、録音盤はあまりない、パダジェフスカの「乙女の祈り」。ピアノを習った子ども時代に、この曲を演奏することにあこがれた人も多いことだろう。14歳でデビューし、ショパンなど数多くの楽曲をレパートリーにする小林愛実は、この曲を初演奏。公開された「小林愛実「乙女の祈り」録音風景PV」からみられる豊かな表現力での録音風景は必見だ。

 アニメで使用されるムジークは、クラシックの名曲を現代のトップミュージシャンが大胆にアレンジした楽曲で綴られているが、アルバムは、ムジークとなったクラシック音楽の名曲を、オリジナル楽曲の名演奏で楽しめる内容。第二集では、クラシック音楽の財産と呼べる名演奏に加え、小林愛実をはじめ、いまの演奏家たちも積極的に収録。「クロイツェル」「トッカータとフーガ」「トルコ行進曲」「アリア」「幻想即興曲」ほか、アニメで初めて名曲に親しんだ人々が入門盤としても楽しめる内容になっている。

 また、第1弾同様、往年のクラシック・アナログ盤を髣髴(ほうふつ)とさせるジャケットも公開。これには、日頃からクラシック音楽を聴くヘビーユーザーも思わずニヤリとしてしまいそうだ。クラシック音楽を盛り上げる台風の目になりそうな『クラシカロイド』、アニメとCDシリーズに今後も期待は高まる。


◎リリース情報
『“ClassicaLoid” presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC No.2』
-アニメ『クラシカロイド』で“ムジーク”となった『クラシック音楽』を原曲で聴いてみる 第二集-
2017/2/22 RELEASE
<WPCS-13657>
1,800円(tax out.)