2017/01/01
1月1日は新しい年のはじまり。お正月になると、TV番組やデパートのBGMでよく聴くのが箏と尺八の二重奏による「春の海」。同曲は今から88年前の1929(昭和5)年に箏演奏家・作曲家の宮城道雄によって作曲・演奏された楽曲である。
日本的なメロディーであることから、もっと古い歴史をもった曲だと思い込んでいた人も多いのではないだろうか。実は「春の海」は、宮城が西欧の音楽に影響を受け作曲した作品であり、なんと海外でもレコードが発売されている。初演から3年後となる1932年に来日したフランス人バイオリニスト、ルネ・シュメーが同曲を大変気に入り、宮城が箏、シュメーがバイオリンで尺八のパートを担当し「春の海」を演奏。これがレコード化され、当時、日本のみならずアメリカやフランスでも発売されたとのこと。以降、同曲はバイオリンのみならず、フルート、ケーナ、さらにはオーケストラの合奏など様々な楽器・スタイルで演奏されている。
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