2016/12/27 14:10
現地時間2016年12月26日、アメリカのソニー・ミュージックのTwitterアカウントがハッキングされ、歌手のブリトニー・スピアーズが死亡したとの偽情報が投稿されるという騒動があった。
「RIP (安らかに)@britneyspears 1981-2016」と書かれ、絵文字と#RIPBritneyのハッシュタグがついたツイートがまず投稿されたが、その直後に「ブリトニー・スピアーズが事故で死んだ!詳細はこの後 #RIPBritney(絵文字)」という、内容と文面がそぐわないツイートが流れてきた為、アカウントがハッキングされたのではないかと気付いたフォロワーも多かったようだ。
このハッキングについてソニー・ミュージックは「アカウントが侵入されましたが問題は解決しています。ソニー・ミュージックはブリトニー・スピアーズと彼女のファンを困惑させたことを謝罪します」との声明を出した。
#OurMineというハッシュタグがつけられたツイートから、今回の事件はこのハッカー集団が起こしたものと考えられている。OurMineは過去1年の間、何度も有名アカウントを狙っており、先週はマーベルとNetflixのTwitterアカウントを同日に狙った。2016年9月にはバラエティ誌のウェブサイトとEメール・システムに侵入し、購読者に“Hacked by #OurMine(#OurMineによりハッキングされた)”と件名に書かれた複数のメッセージを送信した。
OurMineは自分たちのセキュリティ・サービスを宣伝する目的で注目されるようなハッキング行為を繰り返しているものと見られている。
このハッキング騒動にはボブ・ディランも巻き込まれており、「Rest in Peace (安らかに)@britneyspears」と書かれた絵文字付きのメッセージを含む幾つかのツイートが彼のアカウントに投稿されたが、その後全て削除されている。米ビルボードがディランの広報担当者に確認したところ、このアカウントはソニー・ミュージックが管理しているとのことだ。
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