2016/12/15
映画『サブイボマスク』のDVD発売記念イベントが15日、東京都内で行われ、出演者のファンキ-加藤と門馬直人監督が出席した。
本作はファンキ-加藤の初主演映画。元気を失ったシャッタ-商店街を復興させようと、立ち上がった熱血青年の春雄(加藤)が覆面レスラ-だった父の形見のマスクをかぶり、謎のシンガ-・サブイボマスクとして奮闘する姿をコミカルに描く。
イベントではフリ-ト-クのほか、メ-キング映像を見ながら撮影エピソ-ドも披露した加藤と門馬監督。春雄のキャラクタ-には門馬監督から自身のテンションを1.5倍とイメ-ジされていたそうで、加藤は「いざ撮影が始まって『スタ-ト!』と言われても構えてしまって…、逆に素の感じが難しかったです」と苦笑いしながら振り返り、「叫んだり怒ったり大爆笑したりするシ-ンの方が演じやすかったです」と述懐。
また、好きなシ-ンには初代サブイボマスクとして出演したプロレスラ-・武藤敬司がリングで戦ったシ-ンを挙げて、加藤は「過去の回想シ-ンなので春雄がそこにいたらおかしいけど、我慢できずにセコンド役として出てるんです。よく見ると赤いマスクで『うお-!』とか言ってるのが俺」と告白。
これにはファンからも「見た-!」と声が上がり、加藤は「元々プロレスラ-を目指していたので、夢が叶ったシ-ンでした。撮影の合間に、武藤さんがコ-ナ-で椅子に座って休んでる横でずっとセコンドみたいに相手をヤジったり、楽しかったです」と笑顔で振り返った。
門馬監督も絶叫していた加藤の様子を「声がよく通るので、録音していて『武藤-!』って叫び声もすごく入っていて、消すのが大変でした」と苦労を述懐。続けて、「しかも(相手は)『武藤』じゃないので…」と加藤がすっかりファンとして叫んでいたオチを明かして笑いを誘っていた。
映画『サブイボマスク』のDVDは発売中。
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