2016/12/18 11:00
12月19日付Billboard JAPAN週間セールスシングルチャート“Top Singles Sales”では、関ジャニ∞とEXOがハイレベルな首位争いを展開。結果は、関ジャニ∞『NOROSHI』が21.7万枚で1位。EXO『Coming Over』は残念ながら2位となってしまったが、その売上げは15万枚という見事な数字を残した。
『Coming Over』は、韓国出身の男性グループ・EXOの日本第2弾シングル。リリースに合わせて東京・渋谷で大規模なプロモーションを展開し、雑誌『ViVi』の表紙を飾るなど積極的に露出を重ねていった。結果、前作『Love Me Right~romantic universe~』の初週セールスを上回る売上げを記録した。今回は『Coming Over』がどこの地域で高い売上げをあげているのかを調査。SoundScan Japanのセールスデータから店舗での初週売上げ地域別トップ10を抽出すると下記のようになる。
1位:愛知
2位:福岡
3位:北海道
4位:東京
5位:広島
6位:大阪
7位:埼玉
8位:神奈川
9位:富山
10位:千葉
意外なことに愛知が1位になった。そして僅差の2位に福岡。さらに北海道と続いて、4位にようやくトップの常連・東京が登場した。店舗でのセールスを引っ張っているのは、愛知と福岡ということがわかった。韓流アーティストのこの手の調査の場合、それぞれ特徴的な傾向が現れることがあるが、今回のように福岡や北海道が東京を上回るというのはめったに見られない。これはEXOならではの動向なのかもしれない。
上位の地域に共通していることは、EXOが9月13日から12月11日まで行っていたツアー【EXO PLANET #3 – The EXO’rDIUM in JAPAN】の開催地ということだ。開催地は、広島・福岡・北海道・愛知・東京・大阪の6か所で、これらの地域がランキングで上から並んでいる。今回はツアー開催地でファンを獲得し、大きくセールスを伸ばして15万枚の売上げをあげたと考えられる。
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