2016/12/12
defspiralが、12月10日に【defspiral oneman live 2016 CENTER OF THE SPIRAL】を新宿Zirco Tokyoにて開催した。
本公演は、defspiralが毎年年末に行っているワンマンライブ。今年は異例の2daysでの開催となり、1日目は「-YOUR REQUEST DAY-」と題して、ファンからのリクエストを募集。2日目は「-OUR ANSWER DAY-」と題し、メンバーからファンへ感謝の気持ちを伝える特別な一夜となった。
defspiralとしては久しぶりの2daysライブ。2日目となるこの特別なライブの始まりは、defspiralとのどこまでも続く未来さえも感じさせてくれるポップでありながら壮大な楽曲「BRILLIANT」からスタート。「Arcoromancer」、「MASQUERADE」、「NIGHTMARE」、「Serenade」と大人で耽美な楽曲からdefspiralの代名詞であるダンサンブルなナンバー、疾走感溢れる楽曲までが一気に押し寄せる。
Ryo(Ba.)のアップライトベースが妖艶に響き渡る「カナリア」をしっかりと聴かせ、MASATO(Gt.)のノイジーなギターから「Vermilion」へとつながりダウナーな世界を展開。一転して「VOYAGE」では新たな世界を切り開き、ステージに光が差し込む。「たとえ100票であれ1票であれ、みんなの『この曲を聴きたい』という想いを感じまして、改めて自分たちの曲を愛おしく感じます」と前日のリクエスト企画を通して改めてファンの想いを受け取り、ステージからそれに応えるdefspiral。バンドとしては初の試みではありながらも、そこには長年培ってきたバンドとファンとの愛が溢れていた。そのまま本編ラストの「SILVER ARROW」までステージとフロア、圧倒的一体感を持って駆け抜けた。
アンコールでは、「2016年、いろいろなことがありましたが、こうやって最後みんなとワンマンライブ感じ合うことができてよかったです。」とファンに改めて感謝の気持ちを伝えるTAKA(Vo.)。2016年は年明けからMASAKI(Dr.)が腰の故障のため活動を休止、実に8ヶ月以上サポートメンバーを迎えての活動を余儀なくされた。しかし、そのMASAKIも夏のツアーには完全復活。この日はそのMASAKIから2017年春のツアー、毎年大切に実施している周年ライブの告知も行われ会場から大きな歓声が沸いた。「トワイライト」、「RESISTANCE」、「LOTUS」とアンコールにて3曲を披露し、「不甲斐ない思いも今年はしましたし、その中で改めて感じたこともたくさん有りました。その答えは2017年に持ち越すことになるかもしれませんが、その思いを音楽に込めて、言葉に込めて、来年素敵なバンドを届けていきたいと思います。2017年もよろしく。」とdefspiral としては2年ぶりとなる新シングル楽曲「AFTERGLOW」を初披露。フロアからはこの日最大の喝采が起きた。計4曲をアンコールにて披露するも、それでも大興奮のファン達からメンバーを求める声は止まない。ダブルアンコールに応え「CARNAVAL」をさらにプレゼント。合計21曲にも及ぶ2016年最後のワンマンライブは、希望の光に満ち溢れるものとなった。
2016年、確かにdefspiralとして順風満帆な活動が出来なかったのかもしれない。しかし、その分大きな愛をFreaks(:defspiralファンの呼称)から受け取った1年でもあった。2017年はそれに答える、そのANSWERを届ける、まさにこの【CENTER OF THE SPIRAL】「-YOUR REQUEST DAY-」、「-OUR ANSWER DAY-」の二日間がその気持ち、姿勢を象徴しているのではないだろうか。Photo : HIROYUKI UENO(nonfix creative)
◎リリース情報13th Single『AFTERGLOW』
2017/2/22 RELEASE
TYPE A 【CD+DVD】SSCPC-0015 1,944円(tax in)
TYPE B 【CD】SSCPC-0016 CDのみ 1,620円(tax in)
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