2016/12/03
今週の洋楽まとめニュースは、音楽ストリーミングサービスSpotifyの話題から。世界で1億人以上のユーザーに利用されているSpotifyが、2016年に世界で最も再生されたアーティストを発表し、ドレイクが昨年に続き最多再生回数を獲得した。11月10日より一般公開となった日本では、ONE OK ROCKが日本国内で最も再生された日本人アーティストに、さらにRADWIMPSが日本以外の海外で最も再生された日本人アーティストとなった。また、ザ・ウィークエンドが、“1日で最も多くストリーミングされたアーティスト”の新記録を樹立したとSpotifyは発表している。
2016年Spotifyで最も聞かれたアーティストはドレイク、国内ではワンオクが最多
ザ・ウィークエンドがSpotifyで新記録を樹立、1日で最も多くストリーミングされたアーティストに
続いては、今年4月に亡くなったプリンスについて。2017年4月20日~23日の4日間に渡りプリンスの自宅兼スタジオ、ペイズリー・パークにて追悼イベント【Celebration 2017】が開催されることが明らかになった。ペイズリー・パークは、現在博物館として一般公開されている。また、プリンスの新作ドキュメンタリー映画『PRINCE: R U Listening?』の公開が2017年に予定されていることが、映画情報サイトScreen Dailyにより明らかになった。詳しい公開日などについてはまだ発表されていない。
プリンスの命日にペイズリー・パークで【Celebration 2017】開催、歴代のバック・バンドが出演
プリンスの新作ドキュメンタリーが2017年に公開予定、ボノ/ミック・ジャガー/シーラ・Eなど出演
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、レイ・シュリマーの「ブラック・ビートルズ feat.グッチ・メイン」が、3週目の首位獲得を果たした。ポール・マッカートニーに続き、テイラー・スウィフトもこの曲で“マネキン・チャレンジ”を投稿したことで、ストリーミング・ポイントがさらに上昇。著名人だけでなく、一般視聴者からもツイッターやインスタグラム、YouTubeなどに動画が続々と投稿されていて、ポイントに反映した。まさに時代を反映したヒット曲といえる。
【米ビルボード・ソング・チャート】レイ・シュリマーが3週目の首位を死守、ピコ太郎が粘り強くランクイン
替わって、今週のBillboard JAPAN洋楽チャート“Hot Overseas”は、遂にブルーノ・マーズの「24K・マジック」が7週目の1位を獲得した。今週も2位に大きく差をつけて首位をキープした「24K・マジック」。エアプレイ・チャートではランクダウンしてしまったものの、洋楽勢ではデジタル・セールス、Twitterポイント、断トツのトップとなっている。同曲収録のニュー・アルバムは先週“Hot Albums”チャート3位に初登場したが、今週も順位をキープ。ブルーノにとってブレイクのきっかけとなった『ドゥー・ワップス&フーリガンズ』も27位に上昇している。
【ビルボード】快進撃を続けるブルーノ・マーズが洋楽チャート7週目首位、あのクリスマス・ソングがエントリー
そして、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、ヘヴィメタル・バンド、メタリカの新作『ハードワイアード...トゥ・セルフディストラクト』が、初動枚数291,000ユニットを獲得し、首位デビューを果たした。2008年リリースの『デス・マグネティック』から、およそ8年ぶりとなるメタリカの新作『ハードワイアード...トゥ・セルフディストラクト』。メタリカは、これで1991年リリースの5thアルバム『メタリカ』から、6作連続で首位獲得を果たし、ライブ・アルバムや、サントラ盤『スルー・ザ・ネヴァー』(2013年)などを含めると、通算10作目のTOP10入りとなる。
【米ビルボード・アルバム・チャート】メタリカが6作連続で首位獲得、ブルーノ・マーズは惜しくも2位に
【米ビルボード・チャート】「ブラック・ビートルズ」が3週目のNo.1、メタリカが高セールスでALチャート堂々の1位
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