2016/12/01
2013年の夏にリリースした6thアルバム『パラダイス・バレー』から3年、2017年に7枚目のアルバムをリリースする予定のジョン・メイヤーが、新作からの先行シングル「ラヴ・オン・ザ・ウィークエンド」を2016年11月18日にリリースした。
2014年はビヨンセの「XO」をカバーしたり、2015年からはソロ活動から離れ、ロック・バンド、グレイトフル・デッドとデッド&カンパニーとしてツアーを行ってきたジョン・メイヤーだが、久々に発表した新曲は、まさに“原点回帰”ともいえる、フォーク調の、ジョン・メイヤーらしいナンバーに仕上がっている。
制作・プロデュース共に自身が務め、共同プロデューサーとして、ジョン・メイヤーの名盤『コンティニュアム』(2006年)や、『バトル・スタディーズ』(2009年)などを担当し、【グラミー賞】で<最優秀アルバム技術賞>などを受賞した、チャド・フランスコービアックがクレジットされている。おそらく、ニュー・アルバムも彼が共同プロデューサーとして担当するのだろう。
タイトルが示す通り、歌詞の内容は、金曜日の心境やドライブデートなど、“恋人たちの週末”の様子が描かれている。それに乗せたグルーヴィーなシティ・ポップ・サウンドがぴったりハマり、聴いているだけで、恋人に会いたくなるような気持ちにさせてくれる。途中に出てくる、「どの瞬間の君も愛してる」というリリックは、ジョン・メイヤーにしか歌えない。
先行シングル「ラヴ・オン・ザ・ウィークエンド」の完成度の高さから、新作はこれまで以上にすばらしいアルバムになることが期待できそうだ。今年は、ケイティ・ペリーとの復縁が囁かれたり、デミ・ロヴァートとのデートが目撃されるなど、ゴシップ記事で大活躍だったジョン・メイヤーだが、2017年は歌手として、大きな話題を集めてほしい。
Text: 本家 一成
◎リリース情報
「ラヴ・オン・ザ・ウィークエンド」
ジョン・メイヤー
2016/11/18 RELEASE
デジタル配信
https://goo.gl/wdp6pX
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