2016/11/25
2017年2月11日に公開されるグザヴィエ・ドランによる最新作『たかが世界の終わり』。本作の主演を務めるギャスパ―・ウリエルの誕生日に合わせ予告編が公開された(https://youtu.be/iCZZAxlMPkQ)。
「若き美しき天才」と称され、映画界のみならず世界のカルチャーシーンに閃光を放ち続ける27歳、グザヴィエ・ドラン。『Mommy/マミー』(14)ではカンヌ国際映画祭で審査員賞という栄光を手に入れ、映画の新しい時代の幕開けを感じさせた。“愛と葛藤”を描き続けたドランだが、本作では“ある家族の1日”を切り取っている。
予告編は、グザヴィエ・ドラン監督を中心に、ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、ヴァンサン・カッセル、マリオン・コティヤール、ナタリー・バイら役者陣が、グランプリを受賞したカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを歩いている場面からスタート。自らの死を告げるため12年の沈黙を破り帰郷する主人公ルイと、久しぶりの再会を待ちわび浮足立って落ち浮かない、何も知らない家族たち。なかなか話を切り出せずにいるルイは、愛する家族との久しぶりの団欒を楽しむが、素っ気なかった兄とついには言い争いが始まってしまう。ギャスパ―・ウリエルの胸ぐらを掴み、怒りに拳を震わせるヴァンサン・カッセルと泣き叫ぶレア・セドゥが印象的である。
◎映画『たかが世界の終わり』
監督・脚本:グザヴィエ・ドラン
原作:ジャン=リュック・ラガルス『まさに世界の終わり』
出演:ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイ
配給:ギャガ 提供:ピクチャーズデプト、ギャガ、ポニーキャニオン、WOWOW、鈍牛倶楽部
後援:カナダ大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
原題:Juste la fin du monde/カナダ・フランス合作映画/99分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:原田りえ
(C)Shayne Laverdiere, Sons of Manual
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