Billboard JAPAN


NEWS

2016/11/23

【米ビルボード・ソング・チャート】レイ・シュリマーが2週目の首位、アリアナ&ニッキーのコラボがTOP5入り

 ラップ・デュオ、レイ・シュリマーの「ブラック・ビートルズ feat.グッチ・メイン」が、2週目の首位獲得を果たした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 先週、前週の9位から一気に首位へ浮上し、自身初のNo.1獲得を果たした、レイ・シュリマーの「ブラック・ビートルズ」。今週、さらにポイントを伸ばして2週目の首位を獲得した理由として、ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーが、この曲を使用して、大流行中の「マネキン・チャレンジ」動画をツイッターに投稿したことが挙げられる。この影響により、ミュージック・ビデオの視聴回数は、間もなく1億視聴回数を突破、主にはストリーミング・ポイントがヒットの要因といえるだろう。

 11月18日に自身3作目となるスタジオ・アルバム『24K・カラット』をリリースしたブルーノ・マーズの「24K・カラット」(先行シングル)は、今週も6位に停滞中だが、次週はアルバムのリリース週(集計期間)ということもあり、テレビ番組の出演や、11月20日に開催された【アメリカン・ミュージック・アワード2016】のパフォーマンス効果を受け、ランクアップすることが予想される。

 同アワードでは、今週4位へ最高位を更新した、アリアナ・グランデとニッキー・ミナージュの「サイド・トゥ・サイド」のパフォーマンスも披露され、アリアナは<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>に選ばれるなど、大活躍をみせた。次週、TOP3入りは間違いなさそうで、この曲で、シングルとしてはアリアナ初のNo.1獲得を果たすことができるかもしれない。

 【アメリカン・ミュージック・アワード2016】のパフォーマンスでは、その他にマルーン5が今週10位の「ドント・ワナ・ノウ」を、トゥエンティ・ワン・パイロッツが今週5位の「ヒーゼンス」を披露していて、これらの曲も、次週ポイントを伸ばすことが予想される。

 そして、アワード中盤に登場したザ・ウィークエンドは、3位に停滞中の「スターボーイ」を歌い、11月25日にリリースされる3rdアルバム『スターボーイ』のプロモーションに繋げた。この曲も、ライブやアルバムのリリース・プロモーションなどを受け、今後さらに上位へ食い込むことが期待できそうだ。

 昨年、デビュー曲「ヒアー」がソング・チャート最高位5位、ポップ・チャートでは首位をマークする華々しいデビューを飾った、アレッシア・カーラの新曲「スカーズ・トゥ・ユア・ビューティフル」が、先週の22位から17位へランクアップし、自身2曲目のTOP20入りを果たした。デビュー作『ノウ・イット・オール』からの3rdシングルとしてカットされ、カナダでは15位、スウェーデンでは10位に、各国で順調に順位を伸ばしている。アレッシアは、【アメリカン・ミュージック・アワード2016】で<最優秀新人賞>にノミネートされていたが、残念ながら受賞は逃した。<新人賞>は、元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクが受賞している。


Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、23日22時以降となります。

◎【Hot100】トップ10
1位「ブラック・ビートルズ」レイ・シュリマー feat.グッチ・メイン
2位「クローサー」ザ・チェインスモーカーズ feat.ホールジー
3位「スターボーイ」ザ・ウィークエンド feat.ダフト・パンク
4位「サイド・トゥ・サイド」アリアナ・グランデ feat.ニッキー・ミナージュ
5位「ヒーゼンズ」トゥエンティ・ワン・パイロッツ
6位「24K・マジック」ブルーノ・マーズ
7位「レット・ミー・ラブ・ユー」DJスネーク feat.ジャスティン・ビーバー
8位「ジュジュ・オン・ダット・ビート」ゼイ・ヒルフィガー&ゼイオン・マッコール
9位「ブロッコリー」D.R.A.M.
10位「ドント・ワナ・ノウ」マルーン5 feat.ケンドリック・ラマー

レイ・シュリマー その他の画像・最新情報へ

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    櫻坂46、躍進した2024年の集大成を魅せたグループ4周年ライブでZOZOマリン史上最大となる72,000人を動員

  2. 2

    和楽器バンド、活休前最後のツアーが開幕 10年分の感謝をこめた渾身のステージ

  3. 3

    <インタビュー>YUTA(NCT) ミニアルバム『Depth』に込めたソロアーティストとしての挑戦――「たくさんの経験があったから今がある」

  4. 4

    JO1、ワールドツアー開催を発表「ここから世界に羽ばたいていきます」

  5. 5

    【深ヨミ】アンジュルム『初恋、花冷え/悠々閑々 gonna be alright!!』の販売動向を過去作と比較

HOT IMAGES

注目の画像