2016/11/13
いよいよ来週、2016年11月18日にリリースされる、ブルーノ・マーズの4年ぶり、通算3作目となるアルバム『24K・マジック』。アルバムからの1stシングルとしてリリースされた、同タイトルの「24K・マジック」も絶好調で、10月6日に公開されたミュージック・ビデオは、早くも1億回を超える視聴回数を記録している。アルバムのリリース週となる次週は、プロモーション効果を受け、TOP3入りも期待できるかもしれない。
その先行シングル「24K・マジック」に続き、アルバムからのリード・トラック「ヴェルサーチ・オン・ザ・フロア」の音源が、11月3日に公式動画チャンネルで公開された。
“トークボックス”を起用した、80年代ファンクまんまのアップ・チューン「24K・マジック」とは対照的に、「ヴェルサーチ・オン・ザ・フロア」はブルーノ・マーズお得意の、しっとりとしたメロウ・トラック。しかし、前シングルの続編と言ってもいいほど、“80年代テイスト”満載で、ボビー・ブラウンやギャップ・バンド、ザ・ディールあたりがヒットさせた、80年代後期の冷涼メロウを焼き直した仕上がりになっている。
「ヴェルサーチ・オン・ザ・フロア」の制作は、ブルーノ・マーズとフィリップ・ローレンス、リアーナやケンドリック・ラマー、ビヨンセなどのアルバムにも参加した、ジェームス・フォーントルロイが担当している。本作『24k・マジック』には、「自分が子供の頃に愛聴した曲を意識したナンバーが収録される」と話している、ブルーノ・マーズ。ボビー・ブラウンやジャム&ルイス、テディ・ライリー等、80年代を代表するシンガーたちの色が濃く出たのも、意識的にそうしたからなのだろう。
この2曲の他にも、「トゥ・グッド・トゥ・セイ・グッバイ」という曲を、90年代のR&Bシーンを牛耳った、ベイビーフェイスと共作していたりと、モダン且つノスタルジックなトラックが楽しめる作品になりそうな、ブルーノ・マーズの新作『24k・マジック』。先行シングル「24K・マジック」、そして「ヴェルサーチ・オン・ザ・フロア」の2曲だけでも、間違いなく最高傑作であると断言できる。
Text:本家一成
◎リリース情報
「ヴェルサーチ・オン・ザ・フロア」
ブルーノ・マーズ
デジタル配信
https://goo.gl/ig98KY
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像