2016/11/02 14:15
ジェフ・ベックがキャリア初期に放ったいくつもの名盤の中で、とりわけ日本での人気が高い作品が76年の『ワイアード』。その発売40周年を記念した“SACDマルチ・ハイブリッド・エディション”が本日世界で初めて発売された。
日本発の企画となる本作の目玉は、76年に希少枚数しか生産されなかった『クアドラフォニック』の世界初5.1ch化で、オリジナル・アナログ・マスターからDSDマスターへと落とし込んだ上で最新マスタリングを施した高音質サラウンド・ミックス。まるで聴き手を取り囲んだ形で演奏しているかのような臨場感あふれる迫力のサウンドで、通常のCDやアナログLPでは埋もれていたギターの微細なニュアンスが鮮明に聴き取れるだけでなく、オリジナル・ステレオ盤には無いギター・テイクがいくつも採用され、さらに各楽器のエフェクト処理や音量バランスも異なっていることから、ファンの間では“幻の別ミックス”と言われてきた伝説のマルチ・チャンネル盤だ。
先行試聴会に参加したファンは、「一曲目のレッドブーツで鳥肌たちました」「音に包みこまれる臨場感、それぞれの楽器の分離がハッキリしていて、立体感が感じられた。」「期待通りにジェフのフレーズがハッキリと聞き取れました。弦が擦れる音も聞こえ、スタジオの中にいるような雰囲気も味わえました。」など、多くの声が寄せられている。
◎リリース情報
『ワイアード -SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション-』
(SA-CD/CD2層構造ディスク)
EICP 10004/5,000円(Tax out.)
完全生産限定盤2016/11/2(水)RELEASE
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