2016/10/13
1969年「新宿の女」でデビューするや、若者から大人まで幅広い世代から圧倒的な支持を受け、1970年代の音楽シーンを駆け抜けた藤圭子。彼女がこれまでに発表した初CD化を含むライブ音源をまとめた6枚組CD BOX『藤圭子劇場』が、10月19日に発売されることとなった。
超満員となった1970年10月23日 渋谷公会堂での【デビュー一周年記念リサイタル】から、1979年12月26日に新宿コマ劇場で行われた【引退リサイタル】まで、4作のライブ盤を5枚のCDに収録、さらに藤圭子の担当ディレクター・榎本襄選曲によるスタジオ録音8曲をDISC6に収録した究極のCD BOXだ。
152ページに及ぶ付属の冊子には、全曲の歌詞に加え、音源に収録されている本人や司会のトークも完全掲載。さらに、大ブレイクのきっかけとなった「新宿25時間キャンペーン」特集記事(1969年11月)や懐かしのカラー写真、映画のスチール写真なども収録されている。また、デビューから引退まで10年間に渡って担当を務めた元RCAディレクター榎本襄のインタビューなど貴重な資料も満載で、歌謡史にその名を残す藤圭子とともに、当時の昭和文化の香りも感じることができるBOXに仕上がっている。
本作では、1970~71年にかけての絶頂期のステージにおけるドスの効いた歌唱はもちろん、「マイ・ウェイ」や「この胸のときめきを」といった洋楽のカバーも堪能することができる。さらに、DISC6のスタジオ録音盤には、オリジナルヒット曲「圭子の夢は夜ひらく」を始め、自ら「演歌では最も好き」と語っていた「涙の酒」や、初CD化音源の歌謡浪曲「刃傷松の廊下」なども収録。藤圭子ファンはもちろん、昭和歌謡のファン、さらには藤圭子を知らない世代までも楽しめるBOXと言えそうだ。
◎CD BOX『藤圭子劇場』
2016/10/19 RELEASE
[CD6枚組] DYCL-3291~6 10,000円+税
※通販限定商品
http://www.110107.com/fujikeiko_gekijyo
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