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2016/09/28

【米ビルボード・ソング・チャート】ザ・チェインスモーカーズが首位を死守!カルヴィン・ハリス/ザ・ウィークエンドら注目の新曲は何位デビュー?

 ザ・チェインスモーカーズの「クローサー」が、遂に6週目の首位を死守した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 2016年度では、ドレイクの「ワン・ダンス」(10週)、リアーナの「ワーク」(9週)に続く首位獲得記録を更新した、ザ・チェインスモーカーズの「クローサー」。メイン・ヴォーカルを担当するホールジーにとっても、初の全米No.1獲得で、この曲の大ヒットをキッカケに、彼女のソロ・ナンバーも今後、上位にランクインすることが期待される。ホールジーのこれまでの自己最高位は、ジャスティン・ビーバーとコラボした「ザ・フィーリング」(2015年)でマークした31位だった。

 そのジャスティン・ビーバーがヴォーカルを担当する、DJスネークの新曲「レット・ミー・ラブ・ユー」は、先週6位から4位へランクアップし、次週はTOP3入りを狙う。ちなみに、3位にランクインしているのも、ジャスティンが参加している、メジャー・レイザーの「コールド・ウォーター」。2016年度は、「ソーリー」のNo.1獲得から始まり、ジャスティンの飛躍が止まらない。

 今週、TOP10入りを果たしたのは、ドイツ出身の新星ラッパー、D.R.A.Mの「ブロッコリー」。ジョージア州出身の19歳のラッパー、リル・ヤッチーをゲストに招いた、ピアノとリズムを融合させたユルめのトラップ・ソングで、セクシーな女性たちがお尻を振って登場するビデオは、3000万回の視聴回数を突破している。今後、チャートでもユルく長く、ロングヒットを記録しそうな中毒性のあるナンバーだ。

 21位に初登場したのは、30組のカントリー・シンガーたちが集結してリリースした、企画シングル「フォーエヴァー・カントリー」。この曲は、50周年を迎える【カントリー・ミュージック協会賞(CMAアワード)】のために作られたもので、フェイス・ヒル&ティム・マックグロウ夫妻やブレイク・シェルトン、キース・アーバン、ジョージ・ストレイトやキャリー・アンダーウッドなど、新旧のスーパースターたちが揃いに揃った超豪華コラボレ―ションとなっている。売り上げはカントリー・ミュージック協会基金に寄付され、カントリー界の発展のために使われるそうだ。【カントリー・ミュージック協会賞(CMAアワード)】は11月2日に開催される。

 24位には、カルヴィン・ハリスの新曲「マイ・ウェイ」がデビュー。今週10位にランクインしている、「ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー」に続く2016年第3弾シングルで、9月15日に公開されたリリック・ビデオは1週間で1000万視聴回数を突破した。ヴォーカル・ゲストを招くスタイルがほとんどのカルヴィンのシングルだが、今回は自身が歌を担当していることも話題になっている。

 40位に初登場したのは、R&Bシンガー、ザ・ウィークエンドの新曲「スターボーイ」。11月25日にリリース予定の3rdアルバム『スターボーイ』からの先行シングルとして9月22日に発売され、リリースされる前からツイッターなどで話題が拡散し、まだ発売されていなかったにもかかわらず、40位という高順位でのデビューとなった。次週はデジタル・セールスやエアプレイ、ストリーミング・ポイントが加算され、上位にランクアップすることが予想される。

Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、28日22時以降となります。

◎【Hot100】トップ10
1位「クローサー」ザ・チェインスモーカーズ feat.ホールジー
2位「ヒーゼンズ」トゥエンティ・ワン・パイロッツ
3位「コールド・ウォーター」メジャー・レイザーfeat.ジャスティン・ビーバー&ムー
4位「レット・ミー・ラブ・ユー」DJスネーク feat. ジャスティン・ビーバー
5位「チープ・スリルズ」シーア feat.ショーン・ポール
6位「トリート・ユー・ベター」ショーン・メンデス
7位「ドント・レット・ミー・ダウン feat.ダヤ」ザ・チェインスモーカーズ
8位「ブロッコリー」D.R.A.M
9位「ウィー・ドント・トーク・エニモア feat. セレーナ・ゴメス」チャーリー・プース
10位「ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー feat.リアーナ」カルヴィン・ハリス

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