Billboard JAPAN


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2016/09/26

新しいライブ体験を生み出す【ライブ・ミュージック・ハッカソン】、審査員長が決定

 ビルボードジャパンと、CiP協議会共催によるハッカソン【ライブ・ミュージック・ハッカソン】の審査員長が、中村 伊知哉慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授に決定した。

 本ハッカソンのテーマは、「ライブ体験の拡張」だ。ライブとテクノロジーを組み合わせることによって生まれる新たな演出技術やライブ会場以外での疑似体験など、新しい形のライブをテーマに技術やアイディアを競い合う。また、大きな特徴は約3ヶ月間かけて制作するというロングラン・ハッカソンであるということ。参加者は、応募の段階で使用したい技術を選び、その企業に対してエントリー。審査通過者は、11月12日のアイディアソン、12月11日のハッカソンを経て、2017年1月26日の最終審査へ向けて制作を行う。本ハッカソンでは約3ヶ月にわたって参加者と企業とが一体となって制作をすることにより、実用的なサービスが生まれることを目指す。

応募は、9月8日から10月14日まで。第一弾に発表する参加企業はDentsu Lab Tokyo、株式会社東芝、Napster、株式会社レコチョクの4社で、アーティストの生体データや人工知能、さらに新しいストリーミング配信の形を実現できるような技術などが提供される。これらの企業とともにロングラン・ハッカソンによってどんな新サービスが生まれるのか、注目だ。
◎開催概要【ライブ・ミュージック・ハッカソン】
応募期間:2016年9月8日(木)~10月14日(金)
アイディアソン:2016年11月12日(土)会場:ビルボードライブ東京
ハッカソン:2016年12月11日(日)会場:慶應義塾大学三田キャンパス内g-sec
最終審査:2017年1月26日(木)会場:ビルボードライブ東京
問合せ/申込み:ライブ・ミュージック・ハッカソン事務局 
hackathon@billboard-japan.com
more info:http://www.billboard-japan.com/hack2016

◎中村 伊知哉(なかむら いちや)慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授 プロフィール
1961年生まれ。京都大学経済学部卒。慶應義塾大学で博士号取得(政策・メディア)。1984年、ロックバンド「少年ナイフ」のディレクターを経て郵政省入省。通信・放送融合政策、インターネット政策を政府で最初に担当するが、橋本行革で省庁再編に携わったのを最後に退官し渡米。1998年 MITメディアラボ客員教授。2002年 スタンフォード日本センター研究所長。2006年より慶應義塾大学教授。内閣府知的財産戦略本部委員会座長、内閣府クールジャパン戦略会議、文化審議会著作権分科会小委などの委員を務める。CiP協議会理事長、デジタルサイネージコンソーシアム理事長、映像配信高度化機構理事長、超人スポーツ協会共同代表、デジタル教科書教材協議会専務理事、吉本興業社外取締役、ミクシィ社外取締役などを兼務。
著書に『コンテンツと国家戦略』(角川Epub選書)、『中村伊知哉の新世紀ITビジネス進化論』(ディスカバリートゥエンティワン)など多数

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