2016/09/13 19:57
ヴィム・ヴェンダース監督の最新作『誰のせいでもない』が、2016年11月12日より全国順次公開されることを記念して、10月8日よりヴェンダース映画を象徴する過去4作の特集上映が行われる。
“ヴィム・ヴェンダース”という名前が“ニュー・ジャーマン・シネマ”という言葉とともに現われてから40年以上が経ち、昨年70歳を迎えたヴェンダース。『誰のせいでもない』は、真っ白な雪に包まれたカナダ・ケベック州モントリオール郊外を舞台に、誰のせいでもない一つの事故が一人の男と三人の女の人生を変えてしまう、サスペンスフルなヒューマンドラマとなっており、感情の揺らぎを3D映像で表現している。
今回の特集上映では、84年度カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した永遠の名作『パリ、テキサス』(84)、87年度カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞した『ベルリン・天使の詩』(87)、キューバの老ミュージシャンの人生、音楽、旅を描き、世界20以上の賞に輝いた音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(99)、国内最終上映となる『アメリカ、家族のいる風景』(05)がラインナップされている。
◎ 【『誰のせいでもない』公開記念 ヴィム・ヴェンダースを旅する~映画のランドスケープ】
2016年10月8日(土)~ 10月21日(金)東京・キネカ大森
料金:各回入替制 1,300円均一
<上映作品>
『パリ、テキサス』
『ベルリン・天使の詩』
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
『アメリカ、家族のいる風景』
◎映画『誰のせいでもない』
2016年11月12日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:ビョルン・オラフ・ヨハンセン
撮影:ブノワ・デビエ
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:ジェームズ・フランコ、シャルロット・ゲンズブール、レイチェル・マクアダムス、マリ=ジョゼ・クローズ
2015 年/ドイツ・カナダ・フランス・スウェーデン・ノルウェー/118min/原題:Every Thing Will Be Fine
配給:トランスフォーマー
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