2016/08/14
8月15日付Billboard JAPAN週間セールスシングルチャート“Top Singles Sales”では、NMB48『僕はいない』が37.2万枚という断トツの枚数で首位を獲得。続く2位と3位には、Apink『サマータイム!』とAOA『Good Luck』が入り、韓国のガールズグループの力を見せつけた。
2位の『サマータイム!』は、Apinkの6thシングル。 7月には【Apink 2nd LIVE TOUR 2016 ~PINK SUMMER~】を開催し、CDリリース週には各地でイベントを展開するなど積極的に露出したことが、初週売上げの5.0万枚に繋がったと考えられる。3位のAOA『Good Luck』は、リリース初週に3.6万枚をセールス。こちらも東京・愛知・大阪でライブやイベントを行ったが『サマータイム!』には一歩届かなかった形だ。
そんな韓国のガールズグループ同士で2位・3位争いをした両タイトルだが、CDの売れ行きに違いは見られるのか。SoundScan Japanのセールスデータから両タイトルの店舗での初週売上げを地域順で見てみるとトップ5は下記のようになる。
『サマータイム!』
1位:東京
2位:大阪
3位:新潟
4位:福岡
5位:愛知
『Good Luck』
1位:東京
2位:大阪
3位:愛知
4位:埼玉
5位:神奈川
両タイトルともトップは東京で2位は大阪。東京で特に大きな数字を出していることは他の韓流アーティスト同様だ。両アーティストともセールスの中心は東京と大阪という結果になった。『サマータイム!』の3位に新潟が入っているのは、リリースイベントを新潟で行った影響だと考えられる。イベントの効果がしっかりと出たと言えるだろう。また、4位と5位にもイベントを行った地域が入っている。一方『Good Luck』は、東京・大阪以外の地域でのセールスが伸びておらず、2位と3位の間には大きな差があることがわかった。今後は、東京・大阪以外の愛知、福岡や神奈川など大都市を抱える地域をメインにどうプロモーションをするかがセールス増の鍵になりそうだ。
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