2016/07/16
ブルックリンのティーン・メタル・トリオ、アンロッキング・ザ・トゥルースが待望のデビュー・アルバム『ケイオス』を遂に完成させた。
2007年に、マルコム(Vo/G)、ジャラッド(Dr)、アレック(B)の3人によって結成され、タイムズ・スクエアやワシントン・スクエア・パークでのストリート・ライヴを始め、すぐに注目を集める。モーターヘッドの故レミー・キルミスターは、早くも2013年に彼らについて自身のFacebookに投稿している。そして2014年には、【コーチェラ・フェステイヴァル】に同フェス史上最年少バンドとして出演し、その後ガンズ・アンド・ローゼズ、モーターヘッド、マリリン・マンソンのオープニング・アクトを務める。
同年、中学生ながら<ソニー・ミュージック>と180万ドル(約1億8000万円)で契約を締結(契約は後に破棄)。そしてバンドはディスターブドなどを手掛けたベテランのメタル・プロデューサー、ジョニー・Kとアルバムの制作を開始。彼との制作について「僕らのインスピレーションとなったよ。僕らは彼が手掛けたディスターブドの大ファンだったんだ。いろんな音を試せて、自分たちにフィットするものを見つけ出せた」と話す。
そして、へヴィーでありながら多様なデビュー・アルバム『ケイオス』を作り上げた。
「メタル好きじゃないけどアンロッキング・ザ・トゥルースのことは好きな友達が何人かいるんだ。これは興味深いよね。もちろん、僕らはメタルに影響を受けた。けど、僕らの音楽の中には確かに別のジャンルも存在するんだ」とスリップノット/ストーン・サワーのコリィ・テイラーを最も影響を受けたヴォーカリストにあげるマルコムは語る。そして「アルバムのタイトルは収録曲の1曲からとられているんだ。その曲、そしてこのアルバムはケイオスを克服してより強くなること意味している。僕らの本当のゴールは音楽自体に焦点をおくことで、業界のことに惑わされたりはしない」と続ける。
アルバムのリリースには時間がかかってしまったが、バンド初期からのライブでの成功は、ロック界の大物たちとのコネクションを作るきっかけとなり、それがバンドに影響を与え、バンドがよりインディペンデントな方向に向かうきっかけとなった。
「僕らはマリリン・マンソンを信頼していたんだ。彼は僕らに何を見るべきかを教えてくれた。彼は“勇気を持って、楽しみ、自分自身のままであれ”と言った。“もし楽しめなかったら、自分のやることに満足できない”とも言った。僕はそれに同意するよ」とジャラッドは語る。さらには「過去数年で学んだ最も大きな教訓は“自分の為に声を出すことを恐れてはいけない”ということだ。自分たちが望むことを声にしないことから僕らはスタートした。そして、自分を主張するようになったら、全てが動き出したんだよ」と話している。
そんな3人の渾身のデビュー作『ケイオス』は、2016年8月17日にリリースされる。
◎「Take Control」MV
https://youtu.be/j3ZdI2YxZxI
◎「Monster」MV
https://youtu.be/HYH7BkV1BPQ
◎『ケイオス』トラックリスト
1. Chaos
2. Monster
3. A Tide
4. Help Me
5. Other Side
6. Numbing
7. Made Of Stone
8. Ravens
9. Escape
10. FAYWB
11. Take Control
◎リリース情報
『ケイオス』
アンロッキング・ザ・トゥルース
2016/8/17 RELEASE
2,000円(plus tax)
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