2016/07/12
11月11日~11月20日に開催される都市型ジャズフェスティバル【かわさきジャズ2016】の記者発表会が7月12日、ミューザ川崎シンフォニーホールで行われ、ヴァイオリニストの大谷康子、ピアニストの佐山雅弘、パーカッショニストの仙波清彦ら出演者が登壇、音楽祭の魅力をアピールした。
今年で2回目の開催となる【かわさきジャズ2016】は、“ジャズは橋を架ける~Jazz overcomes differences.~”をテーマに、音楽を通じて様々な出会いと交流の機会を創出するという。
11月20日、ミューザ川崎シンフォニーホールにて、ジャズ界の巨匠ピアニスト山下洋輔と、鼓奏者の大倉正之助と共に、グランド・フィナーレを飾る大谷康子は「前回、山下さんから『好きなように演奏してほしい』と言われ、思い切り演奏することが出来ました。自分でもびっくりするくらい心が解放されました。大倉さんとは初めての共演になりますが、山下さんが架け橋を作って下さったので、新しい意外なことが起きるのではないかとワクワクしています。これをきっかけに、音楽で色々と繋がっていけたらいいなと思います」と、ジャンルを超えたコラボレーションへの期待を語った。この記者発表会に登壇できなかった山下も、「私のジャズが媒介となって、クラシックと能囃子に“橋を架ける”ことができれば、こんなに嬉しいことはありません。ピアノ、ヴァイオリン、大鼓でどのような“コラボレーション”が実現するか、私自身大変楽しみにしています」とコメントを寄せている。
音楽の街、川崎の大型音楽イベントの記者発表会ということもあり、この日は佐山によるピアノ演奏も披露された。そんな佐山と共に音楽祭を盛り上げる仙波は、川崎市と韓国の富川市の友好都市提携20周年を記念したライブ【佐山雅弘&仙波清彦×コリアンオールスターズ】に出演する。
ほかにも、山本達彦が出演する【AOR Night】や、観客参加型の【ドラミングハイ!】、fox capture planら若手ジャズバンドによる【Jazz La Cittadella night♪ 10th Anniversary Party】など、様々なジャンルの公演が市内各地で開催される。さらに、人材育成プログラムとして、昨年好評の【ジャズアカデミー】が今年も開講。仙波や山下の他に、音楽評論家の児山紀芳、アートディレクター信藤三雄、エディター・ライターの渡辺祐ら各ジャンルの第一人者達が、ジャズについて多様な視点から語る、注目のシリーズ・セッションとなる。
◎【かわさきジャズ2016】公演情報
【Jazz La Cittadella night♪ 10th Anniversary Party】
2016年11月17日(木)18:00開演
会場:クラブチッタ
【佐山雅弘&仙波清彦×コリアンオールスターズ】
2016年11月18日(金)19:00開演
会場:ラゾーナ川崎プラザソル
【グランド・フィナーレ ジャズ travels ワールド】
2016年11月19日(土)~11月20日(日)17:00開演
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
※11月19日(土)は海外アーティストによる公演(詳細は後日発表)
その他公演、プログラムについての詳細はこちら。
http://www.kawasakijazz.jp/
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