2016/06/14
グレイトフル・デッドのギタリスト、ボブ・ウェア(68)が6月12日、【第1回 レスポール・スピリット・アワード】(“ギブソン・レスポール”ギターの生みの親、レスポールにちなんだ賞)を受賞したものの、その心中はオーランドで起きた銃乱射事件が重くのしかかっていたようだ。
“心が重い”としつつ同賞を受けたウェアは受賞スピーチにて、「同じ憎悪。違った源が元になってはいるものの、同じもの」と述べ、ISISの過激思想とこれらの同性愛嫌悪の人々を比べた。
また、ウェアはその夜、テネシー州マンチェスターで行われた【ボナルー・フェスティバル】にデッド&カンパニーで出演しており、内部情報によれば、グレイトフル・デッドのオリジナルメンバー(ミッキー・ハートとビル・クルーツマン)とジョン・メイヤー、オテイル・バーブリッジ、ジェフ・キメンティからなる同バンドはセットリスト中に銃に関する表現がないかを確認したという。
ウェアは、「知っての通り、ここからそう遠くないフロリダで大虐殺がありました。先週、ジョージア州のある有名な下院議員が議会で聖書を引用し、生まれてきた形への報いとしてゲイの人々が死ぬことを奨励する、あるいは少なくともそれを正当化するような発言をしたことを指摘したい」と話した。
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