2016/05/18
映画『トロール』のテーマソングに起用された、ジャスティン・ティンバーレイクの新曲「キャント・ストップ・ザ・フィーリング」がNo.1デビューを果たした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。
上位常連のジャスティン・ティンバーレイク、2014年に故マイケル・ジャクソンとコラボした「ラブ・ネバー・フェルト・ソー・グッド」以来およそ2年ぶり、通算17曲目のTOP10入りで、首位獲得は「ワット・ゴーズ・アラウンド...カムズ・アラウンド」(2006年)以来、およそ9年ぶり、通算5曲目となる。
制作は、おなじみマックス・マーティンとジャスティンの共作で、テイラー・スウィフトやアデル、カーリー・レイ・ジェプセン等のヒットを手掛ける、シェルバックもクレジットされている。映画のイメージそのままの、王道のポップソングで、ジャスティンのシングル曲の中でも特に耳馴染みの良いナンバー。5月5日に公開されたビデオは、10日で2200万回の視聴回数を突破し、グウェン・ステファニーやジェームス・コーデン、アナ・ケンドリックといった、映画の声優陣が出演している。映画関連では、7月に公開が予定されている映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のテーマ曲、P!NK(ピンク)の新曲「ジャスト・ライク・ファイア」が30位に上昇中。
今週、新たにTOP10入りしたのは、リアーナの「ニーデド・ミー」。2月にNo.1デビューを飾った8thアルバム『アンチ』からの2ndシングルで、9週の首位をマークした「ワーク」(今週8位)に続き、2曲連続の」TOP10入りを果たした。先週9位にデビューした、カルヴィン・ハリスとの「ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー」(今週15位)に続き、通算29曲目のTOP10入りとなる。この記録は、エルヴィス・プレスリー(39曲)、マドンナ(38曲)、ビートルズ(34曲)、マイケル・ジャクソン(30曲)に次ぐ記録で、28曲タイだったジャネット・ジャクソンを抜き、歴代単独5位にランクインした。
ジェニファー・ロペスの新曲「エイント・ユア・ママ」は、5月6日に公開されたビデオの3600万回を記録する視聴回数を受け、76位に息を吹き返したが、ストリーミングに比べ、セールスやエアプレイが予想以上に伸び悩んだことで、上位ランクインには至らなかった。また、今週金曜にリリースされる、アリアナ・グランデの新作『デンジャラス・ウーマン』から、新曲「イントゥ・ユー 」がリリースされたが、5月6日にオーディオ・ビデオが公開されるも、未だ1000万視聴回数に届いていないことから、83位初登場と出遅れたスタートとなった。次週は、アルバムのプロモーションを受け、この曲も、16位にランクインしている「デンジャラス・ウーマン」も、ランクアップすることが予想される。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、18日22時以降となります。
◎【Hot100】トップ10
1位「キャント・ストップ・ザ・フィーリング」ジャスティン・ティンバーレイク
2位「ワン・ダンス」ドレイク
3位「パンダ」デザイナー
4位「7イヤーズ」ルーカス・グラハム
5位「アイ・トゥック・ア・ピル・イン・イビザ」マイク・ポスナー
6位「ワーク・フロム・ホーム」フィフス・ハーモニー
7位「ドント・レット・ミー・ダウン」ザ・チェインスモーカーズ
8位「ワーク feat.ドレイク」リアーナ
9位「ピロートーク」ゼイン
10位「ニーデド・ミー」リアーナ
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