2016/05/02
国内最大級のクラシックフェス【ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016】の前夜祭が、5月2日に行われた。
前夜祭は、毎年恒例の参加型プログラム。会場の訪れた人は誰でもプロの指揮者のもと、演奏を体験することができる。今年は、ホルストの組曲「惑星」より「木星」が取り上げられ、仕事帰りのサラリーマンらが、めいめいの楽器を手に国際フォーラム地上広場に集まった。
指揮の曽我大介が登場し、まずはアーロン・コープランドの「市民のためのファンファーレ」で華やかに幕開け。そしてウォーミングアップの後、バリトンの河野陽介とともに全員で「木星」が演奏された。一回目の演奏から参加者の息はぴったりで、帰宅途中の足を止めて思わず聞き入る人も。アンコールに応えて、何度も演奏が繰り返された。最後は曽我のアイディアで、今回のテーマである「ナチュール!」と全員で声を上げることに。素晴らしい一体感で、幕を閉じた。知らない人同士でも、音楽を通してコミュニケーションできる楽しさを味わえた前夜祭。LFJ2016は、5月3日から5日まで東京国際フォーラムを中心に約350公演が行われる。
◎開催概要【ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016】
日程:5月3日(火・祝)~5日(木・祝)
会場:東京国際フォーラム、日比谷公園大音楽堂、大手町・丸の内・有楽町エリア
More info: http://www.lfj.jp/lfj_2016/
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