2016/04/26
シリーズ累計の世界興行収入が約1兆円という、類を見ないメガヒットを飛ばし、日本でも老若男女問わず広く親しまれている『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(http://youtu.be/t8RJZUQQ_MU)。原作者J.K.ローリングが描く新たな魔法の物語ということでも話題になっているが、このたび新たな本編カットが到着した。
本作の主人公は、ホグワーツ魔法魔術学校をある理由で退学になってしまった魔法使い、ニュート・スキャマンダー。誰よりも優秀だがおっちょこちょい、魔法動物をこよなく愛する変わり者で、世界中の魔法動物を収集するため、どんなものでも入ってしまうという不思議な魔法のトランクと共に旅をしている。本作は、そんなニュートが辿り着いたニューヨークを舞台に、逃がしてしまった魔法動物の追跡を巡る大冒険ファンタジーだ。
到着した本編カットに写し出されているは、魔法のトランクを持ったニュートと若き魔法使いティナが、ニューヨークの街で何かを見つけたかのような一幕。どのようなシーンなのかは明かされていないものの、ティナがニュートの腕を握る姿や二人の真剣な表情からは、ただ事ではない様子が伺える。二人の視線の先には一体何があるのか、世界から注目を集めている本作の続報がますます待ち遠しくなることだろう。
そして画像でも分かるように、ニュートは英国紳士風のオシャレな衣装に身を包んでいるが、以前『ハリー・ポッター』シリーズで主人公を演じたダニエル・ラドクリフは、イギリスの週刊音楽雑誌『NewMusicalExpress』のインタビューで、「僕は10年間ジーンズとジップ付きのジャケットだったのに、彼はもうあんなに素敵なコートを着ているんだ」と冗談交じりにこぼしている。
ラドクリフに嫉妬心を抱かせるほどオシャレなニュートを演じるのはエディ・レッドメイン。『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞を受賞したトム・フーパー監督の新作『リリーのすべて』では、世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベを演じアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、今大注目の若手俳優だ。そしてティナを演じるキャサリン・ウォーターストンは、ダニー・ボイル監督作品『スティーブ・ジョブズ』にも出演、これからの飛躍に期待がかかっている。
J.K.ローリングが、初めて映画のための脚本を書くためにペンを取った渾身の一作『ファンタスティック・ビースト』。過去に『ハリー・ポッター』シリーズ4作品の監督も務めたデイビッド・イェーツとのタッグとあって、これまでの“ハリポタワールド”を正当に受け継いでいることだろう。今月4月28日には東京・新宿ピカデリー限定で公開決定セレブレーション・イベントが行われるので、公開を待ちきれないファンはぜひ参加してみよう。
(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
◎映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
2016年11月23日(水・祝)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式:http://bit.ly/1re9sBI
ハッシュタグ:♯ファンタスティックビースト
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