2016/04/22 14:05
フランス映画の金字塔にして恋愛映画の傑作である『男と女』(1966)で知られる名監督、クロード・ルルーシュ。彼の新作映画『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(読み:プレリュード)』(原題:Un+une)の日本劇場公開が9月3日に決定した。
本作は、男女の恋愛の機微を描くのを得意とするクロード・ルルーシュと、彼の盟友であり、『男と女』『愛と哀しみのボレロ』『レ・ミゼラブル』などルルーシュ作品の音楽を担当し、作曲家として世界的名声を得ているフランシス・レイが再びタッグを組み作り上げた大人の恋愛模様“最終章”。異国情緒たっぷりのインドを舞台に、互いにパートナーがいながらも魅かれあっていく男女の恋の行方を、尽きることのない、機知に富んだ会話と、あふれる旅情で描き出す。まさに“愛の前奏曲”だ。
大人の色気あふれる男・アントワーヌを自然体で演じているのは、『アーティスト』でアカデミー賞・主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダン。そして、大使である夫の愛を受け、全てを手に入れたはずの女・アンナを、これまでフランス国内の映画賞・セザール賞に3度ノミネートされた経歴のある女優、エルザ・ジルベルスタインが演じている。
『男と女』から50年、齢78歳にしてクロード・ルルーシュが完成させた、大人の男と女の恋愛模様の決定版。「愛に限界はない」「愛がこの映画の唯一のテーマだ」というクロード・ルルーシュの思いを、この秋、確かめに行こう。
◎『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(読み:プレリュード)』
9月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほかにてロードショー
監督・原案・脚本:クロード・ルルーシュ
脚本協力:ヴァレリー・ペラン
音楽:フランシス・レイ
出演:ジャン・デュジャルダン、エルザ・ジルベルスタイン、クリストファー・ランバート、アリス・ポル
2015年 / フランス / シネスコ / 5.1ch デジタル / 114分 / 原題Un+une /
字幕翻訳:松浦美奈
後援:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
配給:ファントム・フィルム
(C)2015 Les Films 13 - Davis Films - JD Prod - France 2 Cinema
関連記事
最新News
アクセスランキング
1
【先ヨミ・デジタル】玉置浩二「ファンファーレ」ふたたびDLソング首位走行中 『ズートピア』主題歌シャキーラが上昇中
2
<インタビュー>HANA、「NON STOP」に込めた“止まらない”覚悟――【BMSG FES】に『紅白歌合戦』出場、怒涛のデビューイヤーを駆け抜けて
3
BE:FIRST&Number_iが総合首位、back number「ヒロイン」がグローバル上昇、雨穴が喜びのスピーチ:今週の邦楽まとめニュース
4
「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「一体どんな終幕を迎えることになるのか」「この脚本だと、演者の皆さんは大変だと思う」
5
AI、新曲「Not So Different」&「ハピネス」アコースティックver.をパフォーマンス
インタビュー・タイムマシン
注目の画像