2016/03/30
シングル作品全28曲をボーカルとギターのみで再レコーディングして、各14曲を収録した新アルバム『2 of Us [RED] -14 Re:SINGLES-』『2 of Us [BLUE] -14 Re:SINGLES-』の2タイトルを同時リリースしたDo As Infinity。3月26日、今作のリリースイベントがタワーレコード新宿店にて開催された。
<登場するなり「伴ちゃんいなくて俺ひとりで喋ってどうすんの!?」>
タイトル名を『2 of Us』(“私たち2人で”の意)と銘打ち、プロデュース、アレンジ、楽器のすべてをDo Asの2人だけで作り上げている今作。その制作秘話をお届けするべくMC/インタビュアーに平賀哲雄(Billboard JAPAN.com編集長)を迎え、全曲のアレンジを手がけた大渡亮(g,vo)がタワーレコード新宿店7Fイベントスペースに登場した。
ショップでインストアライブをすることはあっても単身トークイベントを行うことはレアなDo Asだが、大渡亮はギターではもちろん、衒いのないトークで歴代のライブを盛り上げてきた逸材。登場するなり「伴ちゃんいなくて俺ひとりで喋ってどうすんの!?」とイベント趣旨自体にツッコミを入れて笑いも生みつつ、今回のレコーディングで初めて挑戦したサンバギター等も披露しながら、急にボサノヴァを歌い出したりもしながら『2 of Us』について丁寧に説明していく。
<アルバム曲「空想旅団」や「科学の夜」も『2 of Us』仕様に?>
また、今回の『2 of Us』は歴代シングルナンバーを再アレンジ/レコーディングした作品なのだが、今後シングル以外の曲を『2 of Us』仕様に生まれ変わらせるとしたら? という問いには「やっぱり嵐のずっとずっと♪ですね」と即答。では、逆にこれは不可能だろうという曲は? という問いには「不可能はないよ。何だってやれば出来るさ」と答えながらも、例として「科学の夜」を挙げられると「あ、それは無理だ」と話を翻したり、笑いを誘い続けた。
その上で「やるんだったらアルバム曲で人気の高い曲をね、意外性を含んでやるっていうのが面白いと思う。「空想旅団」をアコギでやるとかね。「科学の夜」も無機的な雰囲気のアレンジで仕上がっているけど、意外とアコースティックギターの使用率が高い曲なので、意外と出来ちゃうかもしれない」「今回の『2 of Us』の仕上がりには本当に満足いってるんで、機会があったらまたやってみたい。可能性は確実にある」と真剣に語り、今後の展開への期待も膨らませた。
<「久しぶりに森さんと逢いました! 伴ちゃん、ありがとう!」>
イベント終盤では、レコーディング中のオフショット映像なども上映しつつ、来場してくれたファンの中から抽選で2名にハチミツ(伴都美子セレクト)とアコギのナノブロック(大渡亮セレクト)をプレゼントしたのだが、ハチミツを当てた女性ファンに「伴ちゃんからです、使ってください。体に塗ったくって変なプレイに使ってはいけません」と告げたり、「俺の使ったハブラシとかもあげればよかった」と言い出したり、日中のタワレコで下ネタ連発! これを制御するかのように、なんとここで伴都美子からのサプライズが。
彼女がこの日の為に用意していたのは、会場のみんなともうすぐ誕生日を迎える大渡亮へのお手紙。「この歳になると「あんまり目出たくないけど…」という人が多いけど、いいえ、誕生日は、何回でも喜ぶにふさわしい、祝うべき日です」と、出産したばかりの彼女らしい言葉、そして高級焼酎・森伊蔵のプレゼントもあり、これには「久しぶりに森さんと逢いました! 伴ちゃん、ありがとう!」と大喜び。
<『2 of Us』プロジェクトの集大成 6月から東名阪ツアー開催>
そして最後は、直筆サイン入りポストカードを来場者ひとりひとりに手渡しするファンサービスで、貴重なイベントの幕を閉じた。
なお、Do As Infinityは、6月から『2 of Us [RED] -14 Re:SINGLES-』『2 of Us [BLUE] -14 Re:SINGLES-』を携えた東名阪ツアー【Do As Infinity Acoustic Tour 2016 -2 of Us-】を開催。こちらはもちろん伴都美子、大渡亮、2人揃ってのライブとなるので、ぜひ各会場に足を運んでもらいたい。
取材&テキスト:平賀哲雄
◎ツアー【Do As Infinity Acoustic Tour 2016 -2 of Us-】
06月04日(土)大阪エルシアター
06月11日(土)名古屋市芸術創造センター
06月19日(日)昭和女子大学 人見記念講堂
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