2016/03/13 11:00
3月14日付のBillboard JAPAN週間セールスシングルチャート“Top Singles Sales”では、SMAP『世界に一つだけの花』が前週より20ランクアップして15位に入った。SoundScan Japanのセールスデータによるとすでに累計売上枚数300万枚は突破しているが、さらに売上げを伸ばしている。
2015年の時点での『世界に一つだけの花』の累計売り上げ枚数は約292万枚だったが、今年1月のSMAP解散騒動を受けて沸き起こった購買運動から徐々に売上枚数を増やし、2月にトリプルミリオンを達成。そして、同作のリリース日が2003年3月5日だったこともあり、その後もセールスを重ねて、現在は約301万枚に達した。
右の図は、2003年から2016年現在までの同作の売り上げをグラフ化したものだ。2003年に243万枚を売り上げて、続く2004年にも前年の紅白歌合戦の影響などもあり36万枚をセールスし、この時点で279万枚。そこから毎年途切れることなく売れ続けて13万枚を上乗せし、前述の通り2015年には292万枚に達していた。そして、今年の購買運動を経て累計売上枚数は301万枚に。特筆すべきは“13年間売れ続けている”ということだ。リリース年の売上枚数から考えると、そこから58万枚もセースルを伸ばしているのだ。シングル盤でこのような傾向になるのは非常に珍しく、購買行動が起こらなくてもいずれはトリプルミリオンを達成していたと考えられる。「世界に一つだけの花」は、リリース当時から継続して現在も多くの支持を集めている作品と言えそうだ。
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