2016/02/23 16:10
高名なイスラム教指導者のルイス・ファラカンが2月21日、デトロイトで開かれたネーション・オブ・イスラム(米アフリカ系アメリカ人のイスラム教徒による組織)のSaviours' Dayイベントで演説を行い、もし警察機関がビヨンセのツアー警備を拒んでいるのであればネーション・オブ・イスラムが務めると述べた。
「監視役が欲しいのですか? 警察に保護を頼めないのですか? でもネーション・オブ・イスラムはやるでしょう」と語った。
ビヨンセの新曲「Formation」やスーパーボウルのハーフタイム・ショーで見受けられた“アンチ警察”のメッセージに対し、先日、警察組合は彼女の【Formation World Tour】数公演に対してボイコットを約束しており、今回のファラカンのコメントはこれに際してのものだ。もしこれらの警察機関が計画を実行するならば、ネーション・オブ・イスラムの警備機関であるFruit of Islam(FOI)がビヨンセを守る、と言及したのだ。
このような例は今までにもあり、昨年夏の【Brooklyn Hip-Hop Festival】ではジェイ・Zとジェイ・エレクトロニカの警護をFruit of Islamが務めたそうだ。
また、ファラカンはこうも付け加えた。ケンドリック・ラマーは「ありのままを、感じた事を述べ、音楽やラップ、曲、ダンスを通じて人々に示す」ためにラッパーたちを解放したとし、これは「文化革命が進行中!」であることを意味すると宣言した。
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