2016/02/20 11:00
今週の洋楽まとめニュースは【第58回グラミー賞】の話題から。今週2月15日(現地)、【第58回グラミー賞】が行われ、主要4部門を含む授賞式と、豪華アーティストによるパフォーマンスが行われた。最多受賞はケンドリック・ラマー。年間最優秀レコードはマーク・ロンソン ft.ブルーノ・マーズに贈られ、その他、テイラー・スウィフト、エド・シーラン、メーガン・トレイナーがそれぞれ主要部門を受賞した。概ね波乱の少ない展開ではあったが、そこで繰り広げられた素晴らしいパフォーマンスやスピーチの数々を改めて讃えたい。
【第58回グラミー賞】さきほど終了した“世界最高峰の音楽の祭典”をまとめてレポート
【第58回グラミー賞】年間最優秀レコードはマーク・ロンソンft.ブルーノ・マーズ「Uptown Funk」が受賞
【第58回グラミー賞】年間最優秀アルバムはテイラー・スウィフト『1989』が受賞
【第58回グラミー賞】年間最優秀楽曲はエド・シーランが受賞
【第58回グラミー賞】最優秀新人賞はメーガン・トレイナーが受賞
ここからは【グラミー賞】に関わったアーティストごとにニュースまとめ。年間最優秀レコードをマーク・ロンソンと分かちあったブルーノ・マーズは、現在ニューアルバムに取り組んでいることがエンジニアの吐露で明らかに。グラミーの栄冠を掲げ、果たしてどんな作品になるか注目だ。また、グラミーとは関係ないものの、あのブリトニー・スピアーズはニュー・アルバムの制作を順調に進めているようだ。
ブルーノ・マーズ、ニューアルバムに取り組んでいることをエンジニアが告白
ブリトニー・スピアーズのニューアルバムは“80%完成”、マネージャーが言及
【グラミー賞】で素晴らしいボウイのトリビュート・パフォーマンスを繰り広げたのがレディー・ガガ。その直前に、なんとボウイの顔の巨大タトゥーを自らの身体に入れたということでも話題になった。
レディー・ガガがデヴィッド・ボウイの顔の巨大タトゥーを入れる
当日予定されていたパフォーマンスがが、突然キャンセルになったのがリアーナ。直前に出演した【NYファッション・ウィーク】の影響で気管支炎を患ったらしく、その影響でパフォーマンスを控えた。新作アルバムを出したばかりで、今まさに売り出したいタイミングだっただけに、アーティスト側としても何とも残念だったはずだ。
リアーナ、【NYファッション・ウィーク】にデザイナーとして登場
リアーナが【グラミー賞】パフォーマンスをドタキャン、会場入りはしていた
今回“グラミー・デビュー”を飾ったジャスティン・ビーバー。スクリレックス&ディプロと共に受賞も果たした彼だが、そんな中でもゴシップの絶えないことにむしろ貫禄(?)を感じる。
【第58回グラミー賞】ジャスティン・ビーバー、自身初となるグラミー賞受賞&授賞式にて初パフォーマンス
スクリレックス&ディプロのグラミー受賞を多数EDMアーティストが祝福
ジャスティン・ビーバー、夢を語った2010年のツイートが出まわる
ジャスティン・ビーバーが体中のタトゥーを解説、元カノの顔は……
今回のグラミーでは機材トラブルで何とも残念なパフォーマンスになってしまったアデル。だが、最新作『25』の売れ行きや完成度を思えば、彼女が来年のグラミーの主役になることは約束されたようなもの。ツキの無さをぜひ次回のグラミーで挽回して欲しい。
グラミー賞直前、アデルを2000人キャパで観た!
アデル、機材トラブルに見舞われた【グラミー賞】パフォーマンス
グラミーのアフターパーティーにも注目。メーガン・トレイナーとワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンの2ショットなど、この時にしか見られない貴重な話題も満載だった。
【グラミー賞】後に盛り上がったアフターパーティーでの出来事レポート
ここからはグラミー以外の話題をサクッと。先週、遂に新作をリリース!と伝えたカニエ・ウェストだが、その後、事態は二転三転、現在でもTIDALでのストリーミングを除いて新作はリリースされていない。本人のTwitterでは、TIDAL以外での取り扱いをしない旨も明言しており、先の読めない展開となっている。
カニエ・ウェスト、“リリース遅延はチャンス・ザ・ラッパーのせい”とツイート
今週の来日ライブではマドンナ、ホセ・ジェイムズの公演がそれぞれ話題に。また、今後の公演では、アンダーワールド、エスペランサそれぞれの来日公演にぜひご注目を。
一切の妥協を許さない女王マドンナ、こだわりと“日本愛”溢れる10年ぶり来日公演初日徹底レポート
昨年から180度変わったファンキーなステージ。今宵はホセ・ジェイムズの洒脱でソウルフルな音楽と共に早春の夜を満喫して。
アンダーワールドが3月に緊急来日!渋谷でライブ・パフォーマンス&Tomato結成25周年記念エキシビション開催
エスペランサ 現代ジャズ・シーン最高の才媛が最新作を引っさげ2016年5月に来日公演を開催
今週のUSビルボードチャートでは、ラッパーのフューチャー、そしてジャスティン・ビーバーがそれぞれアルバムとシングルで首位に。フューチャーは、ドレイクとのコラボ・アルバム『ホワット・ア・タイム・トゥ・ビー・アライヴ』(2015年)を含めると、通算3枚目のNo.1アルバムとなり、いよいよ貫禄がついてきた印象だ。
【米ビルボード・アルバム・チャート】フューチャーが2作品連続No.1獲得、ウィズ・カリファが6位に初登場
【米ビルボード・シングル・チャート】ジャスティン・ビーバーが1位に返り咲き、トゥエンティ・ワン・パイロッツが遂に2位に浮上
最後は昨年の凄惨なパリ事件から、再びパリに戻ったイーグルス・オブ・デス・メタルの話題。ショーや銃規制に関する複雑な想いも最新インタビューで吐露している。
パリに戻ってきたイーグルス・オブ・デス・メタル、フロントマンが思いを語る
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