2016/02/05
欧陽菲菲の姪であり、現在チェリストとして活躍しているNanaが来日し、2月4日に都内でデビューCD『Nana 15』発売コンサートを行った。
Nanaは、現在15歳のチェリスト。6歳でチェロを始め史上最年少で米カーティス音楽院に入学、類まれなる美貌によって2014年に中国映画『北京愛情故事』に出演するなど、女優としても活躍している。
デビューコンサートでは、ピアニストとともに登場すると大きく深呼吸をしてからエルガー「愛の挨拶」を披露。会場からの大きな拍手に安心した笑顔を見せ、続けてラフマニノフ「ヴォカリーズ 作品34-14」、メンデルスゾーン「歌の翼に」、ポッパー「コンチェルト・ポロネーズ 作品14」を披露した。日本には何度も来たことがあるというNanaだが、演奏するのは初めてだ。「とても緊張しましたが、皆さんに会えるのを楽しみにきました」と挨拶し、カメラマンに向かってピースサインを見せるなど、お茶目な一面も見せた。
そしてアンコールには、爽やかにアレンジされたピアノにのせて、欧陽菲菲の「ラヴ・イズ・オーヴァー」が披露された。叔母の代表曲を演奏した感想について聞かれると、Nanaは「ラブストーリーを、歌ではなくチェロのみで表現するのは難しかったです。私は、初恋をイメージしながら演奏しました」と答え、「私は、この曲を聞くといつも泣きたくなります。私も、チェロを通じて、皆さんの涙を誘うことができれば嬉しいです」と続けた。多才に活躍するチェリストNanaのデビューアルバム『Nana 15』は、4月6日発売。
◎リリース情報『Nana 15』
2016/4/6 RELEASE
デラックス盤[CD+DVD] 3,890円(tax in) UCCS-9043
通常盤[CDのみ] 3,240円(tax in) UCCS-1200
収録予定曲:01. ポッパー:コンチェルト・ポロネーズ 作品14
02. メンデルスゾーン:無言歌 ニ長調 作品109
03. バッハ/グノー:アヴェ・マリア
04. ポッパー:いつかの美しいあの日のように 作品64-1
05. スクヮイア:タランテッラ 作品23
06. サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート 作品43
07. シューベルト:白鳥の歌~第4曲:セレナーデ
08. エルガー:愛の挨拶 作品12
09. メンデルスゾーン:歌の翼に 作品34-2
10. カサド:愛の言葉
11. ポッパー:ハンガリー狂詩曲 作品68
12. アルチュニアン:即興曲
13. ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34-14
14. シューベルト:アヴェ・マリア
15. フォーレ:3つの歌~夢のあとに
16. 日本盤ボーナス・トラック収録予定
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