2016/02/03
RIAA(アメリカレコード協会)がついにストリーミング再生数をゴールド/プラチナ・アルバム認定の要因として扱うことを発表した。直ちにRIAAは同アルバム賞決定に際しオンデマンドのオーディオとビデオ、またそれに相当する曲のセールスをカウントする。【デジタル・シングル・アワード】にオンデマンドでのストリーミング数を加えた2013年のマイナーチェンジに続くものだ。
RIAAは声明で、「ストリーミングとダウンロードの消費パターンやプログラムへの影響など、さまざまな要素を総合的に分析し、さらには数えきれないほどの業界の同業者と協議の上、RIAAは新たに“オンデマンド・オーディオとビデオの両方またはいずれかが1,500回=10曲売り上げ=アルバム1枚売り上げ”といった【アルバム・アワード】の公式を設定した。また、比率を設定してから2年と少しの間にストリーミングが急成長したことを反映し、本日よりRIAAの【デジタル・シングル・アワード】は“オンデマンド再生100回=1ダウンロード”だったものを、“オンデマンド再生150回=1ダウンロード”に変更する」と説明している。
また、RIAAの会長兼CEOであるキャリー・シャーマンは、「60年近くの間、レコード盤であれ、CDであれ、ダウンロード、そして現代のストリーミングであれ、ゴールド/プラチナ認定は、進化する音楽市場において成功の基準を認識するよう順応してきた」と述べている。
今回のルール変更を受け、ミュージック・ビジネス・アソシエイション会長のジェームズ・ドニオは声明にて、「変更は今日の音楽ビジネスにおけるストリーミングの重要性を肯定するものであり、この象徴的なプログラムのための販売測定を最新かつ完全なものとするものだ」と述べている。
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