2016/01/28
観客と記念撮影を行う森友嵐士
東京マラソン2016 キックオフイベント「10回記念大会ランナ-応援ソング発表会」が28日、東京都内で行われ、ア-ティストの森友嵐士(T-BOLAN)が出席した。
この大会は、2007年から開催されている日本最大規模の市民マラソン。10回目の節目となる今年は、定員を1000人増員、37000人が新宿都庁から東京ビッグサイトのある有明までを駆け抜ける。
開催日となる2月28日までちょうど1カ月となったこの日、会場ではランナ-応援ソングを歌う森友が登場。この大会のために作詞・作曲した「駆け抜ける愛のうた~はじまりのday by day~」を会場で初お披露目し、詰めかけた多数の観客を魅了した。
歌い終えた森友は「緊張したけれど気持ちよかったです」とさわやかな笑顔。今回の楽曲制作に当たっては、ランナ-やランナ-を応援する人々から寄せられたメッセ-ジを参考にしたと言い「誰かの思いを集めて代弁するような曲を作るのは初めて。自分にとっても挑戦だったし、光栄なことだった」と感謝の言葉を口にした。
森友は、過去に発声障害を発症、その後約15年にわたって歌えない状況が続いたが、リハビリと周囲の支えもありボ-カリストとして“復活”した経歴の持ち主。今回も「その中での経験、思い、乗り越えるという意味合いの重なる歌を作ってもらえないかと言われた」とオファ-の経緯を明かし、「諦めそうな瞬間にも、周りからパワ-をもらうことで“もう1回”と思えたりする。だけど声援をもらって励まされても、走り出すのは自分の足、“乗り越える”のは自分(次第)というのがマラソンと同じ」と自身をランナ-に重ね合わせた。
また、応援ソングを制作する過程で「マラソンは一つのゴ-ルを競って目指すものだと思っていたけど、東京マラソンはそうじゃない。それぞれのゴ-ルがあって、3万何千人の方々も、一番最初にゴ-ルした方にも同じ明るさのゴ-ルの喜びがあると思った」と話し、「ぜひそれぞれのゴ-ルをそれぞれのスピ-ドで目指し、ゴ-ルの先に新しい自分を見つけてほしい」と出場者にエ-ルを送った。
一方、「自分も走りたいという思いが芽生えたのでは?」という報道陣の質問には、「簡単に言うと出ることになっちゃうので恐ろしいけど」と前置きしつつ、「皆さんのメッセ-ジを読ませていただいて、東京マラソンではゴ-ルした時に、僕がまだまったく知らないことに出会えるような気がした。そういう意味では興味を持ってしまった…」と笑顔を見せていた。
エンタメ OVO
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