2016/01/27
2015年9月29日に16周年を迎えたDo As Infinity。今までリリースしたシングル作品の中から厳選した16曲をメンバー2人だけでリアレンジ、再録音し、16週連続配信するプロジェクトを進行中だが、その第15弾「冒険者たち [2 of Us]」が1月27日にリリースされた。
同曲のオリジナルは、2001年9月5日にリリースした11thシングル(花王『ラビナス』CMソング)。当時のJ-POPのシングル曲には珍しくイントロが印象的なベースリフから始まり、そのキャッチーでドラマティックなメロディーの一方で、実はリズムにしてもシンセにしてもマニアックに多種多用な音が散りばめられており、Do As Infinityが単なる流行りのJ-POPユニットではなかったことが音でも表現されている。なお、同曲を先行シングルとしたアルバム『DEEP FOREST』はオリコン初登場1位を記録。オリジナルアルバムでは最も高い売上も記録している。
今回の「冒険者たち [2 of Us]」では、前述したイントロのリフをはじめ、カラフルなサウンドを大渡 亮が2本のギターだけで、様々なスタイルを導入しながら表現。ライブではアコースティックバージョンでもよく披露されてきた曲だが、ここには未だかつて聴いたことのない、新鮮な刺激をくれる「冒険者たち」が収められている。伴 都美子(vo)いわく「私たちの鉄板ソング」がどのように生まれ変わっているのか、ぜひチェックしてみてほしい。
◎伴 都美子(vo)コメント
バンドでも、アコースティックバージョンでも、2人バージョンでも、これまで何度となくライブで歌ってきたナンバーで、どんなアレンジでお届けしても喜んでもらえる、私たちの鉄板ソングですね。鉄壁の曲。
◎大渡 亮(g)コメント
これはアコギライブでもやることがあった曲なので、リズム的にはそのときのアプローチで行こうと思いつつも、やっぱり原曲だとベースが印象を支配してるんですよ。それがない状態でこの曲の良さって出し切れるのかなと思って。それでまずはアコギライブでやってる雰囲気をキープして、「ド頭はあのベースをアコギで弾こう」と。それで聴いてくれるみんなを安心させて。間奏に関しては、最近のライブではギターはリズムソロをやりながら、その上でキーボードがソロをとる曲になってるんだけど、「じゃあ、それを逆手に取って、リズムソロで始めながらメランコリックにいこう」と。同じフレーズをずっと弾いてるんだけど、それを弾きながら途中でソロへ行くっていう。みんなが聴きたいフレーズをちゃんと最初に聴かせておいてからの変化。俺的には面白かったです。ディレクターにも褒められて、天狗になりそうになりました(笑)。
TEXT&Interviewer:平賀哲雄
◎配信「冒険者たち [2 of Us]」
2016/01/27 RELEASE
※iTunes、mora、レコチョク、ドワンゴ、mu-moなど各配信サイトにて配信
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