2016/01/04 16:21
2015年9月29日に16周年を迎えたDo As Infinity。今までリリースしたシングル作品の中から厳選した16曲をメンバー2人だけでリアレンジ、再録音し、16週連続配信するプロジェクトを進行中だが、その第11弾「Yesterday & Today [2 of Us]」が12月30日にリリースされた。
同曲のオリジナルは、2000年2月23日にリリースした4thシングル(CX系ドラマ『二千年の恋』主題歌)。中山美穂&金城武主演ドラマに起用されたこともあり、Do As Infinityは今作で初のオリコンシングルランキングTOP10入りを果たし、その知名度を一気に上昇させる。当時のDoAsは、デビュー前後の通算100回にわたる路上ライブはすでに終えていたが、その存在を知らしめる為にあらゆる音楽イベントへ参戦しており、どんなアウェーな場所でもこの曲を披露すれば観客は反応し、その歌と演奏に聴き入っていた。それはタイアップ効果もさることながら、切なげでありながら力強く、あまりにもドラマティックなこの曲の威力。今もなお、聴き手の涙を誘い、鼓舞させる音楽の力とも言えた。
今回の「Yesterday & Today [2 of Us]」は、冒頭の伴 都美子(vo)の第一声「Dear friends. so long」からDo As Infinityの16年間を十二分に感じ取れ、あらゆるリリックが当時の何倍もの説得力をもって響き渡り、その声に寄り添う大渡 亮(g)のアコースティックギターとコーラスも胸を打つ。
愛しい友よ 力無くしても 駆け抜けよう こんな時代を―――。強いメッセージとなって今再び放たれる音楽の力、「Yesterday & Today」の力。ぜひ体感してほしい。
◎伴 都美子(vo)コメント
今回の [2 of Us]企画で、いろいろ考えすぎちゃって一番時間がかかりました。単純にサウンドに乗れば良かった話なんですけど、オリジナルよりもテンポが少し上がってるのもあったり、あとは自分の気持ちをどこに向けて歌うべきか考えすぎちゃったんです。そういう曲なんでしょうね。でも結果的に、音に乗せて真っ直ぐ歌って、それがベストだったと仕上がりを聴いて感じてます。
◎大渡 亮(g)コメント
これも原曲の雰囲気は損ないたくないなと思って。そこはかとない、淡々とした中の憂いみたいなものを表現するのは、やっぱり12弦ギターだろうと。で、当時、ザ・ビートルズを引き合いに出して作った曲なんですけど、僕もジョージ・ハリスンになりきってギターを弾いたりして。今聴いてもザ・ビートルズだったり、ジョン・レノンの「イマジン」みたいな、淡々とした中にしっかり芯がある、それをハッキリ感じる曲だったので、ジョージじゃないですけど、ちゃんとしたリードギターが歌をガイドする。最近のライブではよくやってるアプローチなんですけど、それをちゃんと記録しておこうと思って、いっぱいギターソロを弾いたりしております。
TEXT&Interviewer:平賀哲雄
◎配信「Yesterday & Today [2 of Us]」
2015/12/30 RELEASE
※iTunes、mora、レコチョク、ドワンゴ、mu-moなど各配信サイトにて配信
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