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2015/12/21

竹野内豊ら大感激 映画『人生の約束』凱旋イベントで110年ぶりの曳山披露

 竹野内豊、江口洋介、高橋ひかる、石橋冠監督が『人生の約束』のロケ地となった富山県新湊で、大ヒット祈願トークイベントを実施した。

 本作の舞台、新湊では360年続く伝統ある祭り「曳山まつり」が毎年10月1日に行われており、劇中では、この伝統祭りが大きな鍵となっている。今年5月に行われた撮影では、地元の人達全面協力のもと この祭りが見事に再現された。

 新湊の人々に恩返しするべく、この地に再び戻ってきた竹野内らは、地元民約2500人が見守る中、映画にも登場する放生津八幡宮で映画大ヒット祈願しトークイベントを行った。大喝采で迎えられた竹野内は「この映画は新湊の方々の温かい真心なしでは完成しませんでした。心から感謝しております!」と、感謝の言葉を述べた。さらに江口も「いろいろな映画のイベントをやらせていただいていますが、こんな温かいイベントは生まれて初めてです。撮影期間では新湊の方々の笑顔とエネルギーに本当に助けられました。僕も監督の作品を今まで見てきて、幸せな気持ちにさせてもらったのは今でも忘れません。監督、そして新湊の皆様、本日は本当にありがとうございます!」と、住民に謝意を示した。

 キャスト達の感謝に気持ちに応えるべく、この日はなんと、本来ならば10月1日の祭りの日にしか目にすることができない曳山が特別に披露され、映画の中でも印象的な場面となっている曳山の一斉点灯シーンを再現。冬季に曳山がお目見えするのは、明治38年1月1日以来で、実に110年ぶりのこと。ゲストと曳き手150人が「イヤサー!」の掛け声で4基の提灯山を点灯させ、劇中のシーンさながらに熱狂的な夜を彩った。曳山点灯を見て竹野内は、「曳山を前にして歴史の重みを感じます。この快晴の天気に恵まれたことも、神様に見守られていたとしか思えないような、奇跡といっても大げさではありません! 本日は本当にありがとうございました! (自分にとっての人生の約束とは)新湊の方々に教えていただいた心の温かさです。今後一生、俳優として物作りをやる以上、その心を忘れません」と歓喜いっぱいの様子。大スクリーンで見る曳山の点灯は鳥肌ものと、石橋監督も太鼓判を押す本作は2016年1月9日から全国公開スタート。

◎作品情報
『人生の約束』
2016年1月9日(土)より全国ロードショー
監督:石橋冠
出演:竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、優香、小池栄子、高橋ひかる、柄本明、ビートたけし、西田敏行ほか

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