2015/12/07 16:37
12月6日、ザ・プリンス パークタワー東京にて【AKB48劇場オープン10年祭】が開催された。
2008年発売の『AKB48 2nd Anniversary スペシャルフォトアルバム』に添付されていた、AKB48劇場オープン10年記念イベントの招待チケット。約8年の時を超え、そのチケットが使われるイベントがついに開催され、当時応援してくれたファンと約束を果たす時が来た。会場となった都内のホテルに招待されたのは、フォトアルバムを購入した500名(事前申請)、最新アルバム『0と1の間』を購入した300名(抽選)の計800名。
フォトアルバム購入者は「レジェンドファン」として、メンバーが出迎える中、会場入り。久々の再会となったメンバーとファンも少なくなかったようで、「久しぶり!」「元気だった?」などの声が飛び交った。高橋みなみは「私たちの未来を信じ、(今日のイベントの)チケットを捨てずにいてくれた皆さん、本当にスゴイ!」と挨拶し、レジェンドファンとの再会と、このイベントが実現した喜びを会場に集まった皆に伝えた。
イベントのセットリストは、まず現役メンバーが最新シングル「唇にBe My Baby」などのシングル曲を、その後「言い訳Maybe」「フライングゲット」「ヘビーローテーション」を当時のオリジナルメンバーが披露。前田敦子や大島優子が久しぶりにAKB48のセンターを務め、中には久しぶりのダンスに息を切らしたり、立ち位置や振りを間違ってしまい、現役メンバーにツッコまれてしまう卒業生もいた。
また、AKB48の黒歴史として「AKB48運営の失敗の歴史ベスト5」も発表され、1日で終了した「MVP制度」や、いつの間にかなくなった「金魚鉢のライブ配信」などがランクイン。「あった! あった!」「懐かしい!」「え、何これ!」と、メンバーと客席からは笑いが起きた。
続いて、フォトアルバム発売当時の在籍メンバーである1期生、2期生、3期生が、現役メンバーと卒業生が一緒になり、それぞれパフォーマンス。歌唱後には、当時の思い出を語ると共に、近況を報告し合い、ステージ上での同窓会となった。最後には、レジェンドファンとメンバーの記念撮影やお見送りも行われ、約8年前に約束した記念イベントは、無事現実のものとなった。
なお、AKB48劇場は、12月8日にオープン10周年を迎え、特別記念公演が行われる。
(C)AKS
◎イベント【AKB48劇場オープン10年祭】
会場:ザ・プリンス パークタワー東京
現役メンバー(19名)
小嶋陽菜、高橋みなみ、峯岸みなみ、小林香菜、梅田彩佳、宮澤佐江、多田愛佳、柏木由紀、渡辺麻友、北原里英、指原莉乃、横山由依、入山杏奈、加藤玲奈、高橋朱里、松井珠理奈、木崎ゆりあ、山本彩、宮脇咲良、田名部生来、仲川遥香
1期卒業生(10名)
板野友美、浦野一美、大江朝美、大島麻衣、駒谷仁美、佐藤由加理、篠田麻里子、戸島花、成田梨紗、前田敦子
2期卒業生(8名)
秋元才加、大島優子、大堀恵、河西智美、佐藤夏希、野呂佳代、増田有華、松原夏海
3期卒業生(5名)
井上奈瑠、片山陽加、菊地あやか、野口玲菜、松岡由紀
◎高橋みなみ(1期・AKB48グループ総監督)挨拶(※一部抜粋)
私たちの未来を信じ、(今日のイベントの)チケットを捨てずにいてくれた皆さん、本当にスゴイ! レジェンドファンの皆さん、私たちAKB48の10周年祭にお越しいただき、ありがとうございます。僭越ながら、私、高橋みなみがご挨拶させていただきます。
あと2日で、AKB48は10周年という節目を迎えます。10年前、7人のお客様しかいず、私たちの未来はどうなるのか…と思いながら過ごしていました。今、(レジェンドファンの)この顔ぶれを見たとき、感動して泣くんじゃないかと思っていましたが、ちょっと面白くなってしまいました。みんな、歳とったね! でも皆さんがこうして来てくださって嬉しいです。
AKB48も、もう10年が経ちました。自分の夢に向かって歩き出す者、女性の夢をつかむ者、そして今現在もメンバーとして活動する者、個々様々ですけど、一瞬でも皆様に応援していただいたことを忘れたことはありません。皆さんに応援してもらったというのが私たちの人生の財産です。苦悩していた私たちを応援してくださった皆さん、そして今、支えてくださる皆さんがいなければ、私たちは今日ここには立てませんでした。本当に今日この日を迎えられて、すごく、すごく幸せです。
感謝の気持ちとを恩返しの気持ちを込めながら、そしてこれからもAKB48として未来向かって頑張っていくメンバーが皆さんに応援してもらえるように祈りを込めながら、10周年祭を開催させていただきます。
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