2015/11/16
世界エイズデーである12月1日。毎年エイズ啓発活動 Act Against AIDS (AAA) に参加している桑田佳祐が、今年も昨年に引き続き“桑田佳祐×AAA グッズ”の制作/販売という形で参加することが決定した。
現在日本は先進諸国の中でもいまだにHIV感染が増加傾向にあり、昨年1年間の新規感染報告は過去3位に多い1546件となった。特に20代の新規HIV感染者数は過去最多となり、潜伏期間を考えると気付かないうちに10代で感染していた可能性もある。また、新規感染全体のうち1/3は自分の感染に全く気付くことなくエイズを発症したケースだ。“自分はまさか感染するはずがない”という「ひとごと感覚」が蔓延している表れと言え、特に若い世代への予防啓発は急務となっている。
桑田のAAA活動では、「“継続は力なり”という言葉を信じ、エイズを取り巻く環境が少しでも良くなるまで、今後もAAAの活動を続けて行きたい」という本人の強い想いのもと、“日本のエイズの危機を無くすことが出来るよう、HIV/エイズの正しい知識を伝えるため”、継続的な活動として毎年「エイズ啓発パンフレット」を制作し、全国の小学校、中学校、高校、大学、各種専門学校や保健所等へ送り届けられている。
今年も新たな啓発パンフレットを制作すべく、Tシャツやコンドームケースといった“桑田佳祐×AAA グッズ”を制作/販売することが決定したのである。
なお、このグッズのTシャツには、メッセージや音符の文字、楽器等デザインの全てにおいて「音楽」と、「エイズ啓発」への熱い想いが込められており、比喩表現としてそれぞれの意味合いを持たせている。桑田佳祐自身もデザイン段階から積極的に意見を出して作成したオリジナルグッズとなっており、長年AAA活動に熱心に取り組んできた桑田の思いが強く込められたスペシャルTシャツとなっている。
この“桑田佳祐×AAAグッズ”は、12月1日より、アスマートでの通信販売および全国のAAAコンサート会場にて販売される。
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