2015/11/06
2010年ショパン国際コンクールの優勝者であるユリアンナ・アヴデーエワが11月4日、代官山蔦屋書店でプレミアムイベントを開催した。
イベントは、アヴデーエワの生演奏からスタート。ショパン「ノクターン嬰ハ短調 遺作」、モーツァルト「ピアノ・ソナタ第6番 ニ長調K284」、ショパン「マズルカ ニ長調op.33-3」が披露され、普段のコンサートとは一味違った雰囲気に観客は酔いしれた。
続いて、音楽ライターの高坂はる香氏とともにトークイベントが開催。先日行われたベルリン・ドイツ響とのツアーや、今後の活動予定などが語られた。今回のショパン国際コンクールを映像で見たというアヴデーエワは「画面越しで見るショパンコンクールは新鮮。日本人で唯一最終審査まで残った小林愛美さんのことも、画面越しに応援していました。でも、まだあのコンクールのことを冷静に見ることができないというのが正直な気持ちです」と述べた。
そして、客席の子供から「ピアノを勉強するのに一番大切なことは何ですか?」と質問されると、アヴデーエワは「とてもベタな答えかもしれないけど、音楽が好きであることが一番大事。弾いている時に楽しむこと、楽器を見た時にクリスマスプレゼントを開けるくらいワクワクできれば」と笑顔で答えた。
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